しまったカラヤン「アダージョ2」にシベリウスのこの曲入ってました…もしかしたらこっちの方が好きかもしれません。悲しげですね。まさに湖に浮かぶ薄幸のスワンを彷彿です。スワンって言っても足こぎのほうじゃないよ。というわけでここで一句、あなたに捧げます。
君と僕は行く当てもなく、また追われる身の二人。まさに絶望的な逃避行。右も左も砂漠の一本道をポンコツのトライアンフでガス欠になるまで、このまま行ける所まで。途中、ラスヴェガスの大通りを抜けるとき、左右からネオンの光が君の青白い横顔を色付ける。最後の金を使って最後くらいは豪華に、ヴェガスのモーテルを終の宿とするつもり。モーテルのオーナーには迷惑をかける事となるが。そう、どうせ泊まり賃を払わないのだから、この金すべて、スロットにでも賭けてみるか。
♪The Swan Of Tuonela / HERBERT VON KARAJAN続きを読む