KEMPIRE

How deep is your Love?

音楽

Play Masenko Combo / C Cat Trance

Play Masenko Combo
めちゃくちゃマイナーではないながらも、何と言うか英国ロック界と言っていいならば、その中では徒花的な存在だった気がするバンドのコンピを除くとCDでは唯一のオリジナルアルバムでしょうか。コンピの方は目ざとくCherry Redと所属レーベル的な所(Ink Records)から2枚出てるようでアマゾンマーケットプレイスで超安く買えそうです。そのコンピなどと当然何曲か被り、1stミニアルバム的なLPが1983年に、そして本作(原盤はもちろんLPでやはりミニアルバム的+CDボートラで上記1stから一曲を除き収録)が1987年と、そもそも活動期間がその程度のバンドなのでその点はしょうがないのですが、Cherry Redからのコンピは持っていてそれとはあまり被りませんし、バージョンも違い本作の方が長いです。それにしてもその2枚を聴いても一貫した似非エスノミュージックが全面的に展開されています。

どういった経緯でこのような、言ってしまえばヒョロヒョロとした白人が恐らく誰(中近東人)から習うことも無く憧れだけで雰囲気中近東音楽を、それも執拗に奏で続けてしまったのか?は英国音楽七不思議の一つくらいなのですが、DISCOGSを参照して中心人物的(二人組ですが)なJohn Rees Lewisの前に在籍したバンドMedium MediumをDISCOGSだけで聴いた限り、バンド名通りなのか?いかにもなほど中庸というかイメージのしやすいポストパンクバンドの音の中に、おそらくUKダブからの影響なのでしょう、どこかこのC Cat Tranceと同じ匂いのやはり「いかがわしさ」のようなものが共通した気がしたので、もしかしたら彼の中では当然のごとく一貫した流れの音の発展系がこのバンドだったのかもしれないな、と今思ったところです。

個人的超独断分析とさえ言えないようなダラダラした感想ではありますが、そんな事をしたのはこのC Cat Tranceのしたかった奏でたかった音がやはりどうして?と気になってしょうがなかったからです。とは言え本作中でも上記のようなポストパンク〜UKダブ的なテイストの方がエスノテイストよりも大きい曲もあり、ゆえにいっそうポストパンク→似非エスノミュージックという特殊な経緯を辿ったこのバンドのやはり特異性を感じずにはいられません。書いたように、Ink Recordsというインディーズレーベルからとはいえデビューし、きっと当時の時点ではそれなりのセールスもあったであろうこのバンドながらも、それはまるで素人が勢いだけでエスノ系音楽を奏でてしまったような音楽を聴いていると、全く不思議ながらなんとも抗し難いほどの魅力を感じてしまうのは何故なんでしょうか?私の中では、特殊かつ既に隙間という意味でやはり徒花であり、英国音楽の中での一つの特異点にさえ思える神秘的なバンドです。God save the C Cat Trance!

DISCOGS


Geologies / Hector Zazou

geologies
いつの間にか新宿中村屋が再開してたので久しぶりに行ってけど(B2ね)なにか味落ちてたかな…メインの純印度式カレーってやつ、肉は骨付きなので手羽とかの鶏肉だと思うんだけど、あんな骨でかかったかなと、ルーの味もなんとなく今一歩でしたね。中村屋が出してるレトルトの方が美味いんじゃないかな…セットのサラダはコンビネーションとかいうのでポテトサラダが真ん中にあるやつだけど、ファミレスのちょっといいやつって感じで普通。チャイ(インドティー)はシナモンの香りが素晴らしくて結局それが一番という…あれで2300円は高いわ。店舗改装で経費かかったのかしらんけどだいじょぶかな中村屋、あのコスパで。でもあそこは立地が良すぎるからやっていけるのだろうな、これからも。ウェイター&ウェイトレスのサービスとかは流石中村屋なのか、いいんだけどね。余裕があって疲れたかくつろぎたい時しかもういかないわ。

古くは1970年代(後半)Recommended RecordsからのZNR(主要メンバー二人Zazou 'n' Racailleの略とのこと)や80年代にはCrammed Discsからアフリカ系のアーチストBony BikayeとのZazou Bikayeなどのユニットもあった故Hector Zazou(1948-2008)のソロアルバムのようです。結局ソロのアルバムが一番多いので本作が何枚目かも分からないのですが、DISCOGSを見る限りは比較的初期のアルバムのようでCrammed Discsから1989年リリースです。いきなりアマゾンレビュー参照ですが、やはり少し気になるのはジャケでアマゾンでは一人が何故このジャケなのか?と言う方がいますが、私も一聴後には理解出来ませんでした。しかし何度か聴いている内にこれはこれでなんとなく色気がある曲調に合ってる気がしてきたところです。元々フランスのアーチストであり(出身は北アフリカとのこと)、ZNRの時点から同様の艶のある音楽を作り続けている人だと思うのですが、この辺の感覚的な印象はもちろん個々人で全く違ったり場合によっては真反対なほどの印象を受ける類のものかもしれないので、あまり押し付けるような事は言えないながらも、個人的にはやはりヨーロッパ〜もしかしたらアフリカ移民などによってもたらされた部分もあるかもしれない所謂異国情緒やアンニュイさが、艶やもう少し俗っぽく(分かりやすく)言うとセクシーさを醸し出しているのかもしれないと思われます。もちろんそれだけではない、少し鬱なほどの雰囲気や静寂さなど様々な曲調もあるのですが、それらも含めてやはりヨーロッパの夜の都市のようなセクシーさ漂ってくるアルバムだと思います。傑作ではないでしょうか。

DISCOGS


Christ The Album / Crass

christthealbum
oi!こういうヒッピーあがりの無神論者どもは少しは悪魔崇拝者でも見習ったほうがいいと思う。有名な悪魔崇拝者である映画監督のケネスアンガー曰く「俺は神にほんとうに感謝している。これほど悪魔を崇拝している俺を活かしてくれているのだから」。肉体はもとより精神と呼ばれているようなものまで全ては神からの預かりものなのだ。死の際それら全てのリース契約は終了するのだが、その後は死んだことがないので分からない。しかし精神(と呼ばれているもの)をも返すわけだから、その後はきっと虚無なのだろう。そうそれでいいのだ、少なくとも物質であった肉体の元素たちは、化学反応したとしてもその後も残っていくのだから。精神でさえ物理的な電気信号や化学反応なのだから、それらも質量保存の法則で永遠に残るかもしれないのだ。宮沢賢治曰く「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です」。結局なくなるものはなにもないのだ。直後はただ精神の抜けがらとしての屍がそこに横たわるのみ。そして神はきっと死の間際にこの世で見たどんな美しい光景よりも、それどころかそれら全てを足しても足りないような、走馬灯と言うが目くるめく光景を我々に見せてくれるに違いないのだ。それはきっと満天の星空のような。ボーマン船長曰く「凄い!満天の星空だ!(My God, it's full of stars!)」。Praise the Lord!ところで夕方のMUSIC FAIRで清水翔太くんが「なんとかLord〜♪」とかゴスペル調で歌ってたのだが、彼はクリスチャンなのかね?明日は一年納めの有馬記念か…久々に馬券でも買うかね。当たっても外れても神には感謝。しかしキリストが天から再降臨しても俺は絶対ひざまずかない。絶対にだ!キリストも使徒ヨハネも駐車場に降臨するはずだが(c町田町蔵)。俺は君の瞳の中に星空を見る。

DISCOGS


Michael & Miranda / The Passions

michaelmiranda
1978年〜1983年まで活動したロンドン(はシェパーズ・ブッシュを拠点との事)のポストパンク〜NWバンドの1980年発表デビューアルバムのようです。このバンドといえば、知ってる人にとっても又いくつかの80's系コンピにも収録されるくらいの最大のヒット曲=代表曲"I'm In Love With A German Film Star"(1981)じゃないかと思うのですが(かくいう筆者にとっても)、それは以前書いた2nd「Thirty Thousand Feet Over China」(1981)に収録でその2ndはこの1stと比べるてしまうと、とても洗練されており語弊を恐れずに言うとやはり所謂80'sサウンドの雰囲気がプンプンと言うくらい漂ってくるのですが、この1stの時点ではそのような雰囲気はほとんど無く当然かもしれませんがより荒削りなサウンドが聴けます。その辺はファンの間でも好みが分かれるのではないかと思いますが、そこまで詳しくない筆者としてはずるい中間的な立ち位置で、各々良さがある気がします。しつこく具体的に言ってしまうと、1stではくぐもった(篭った)ような音質とサウンド自体が、2ndではこれも当たり前ながら単純に機材の技術的な進歩と、やはり時代が80'sに入ってからのトレンドであったろうシンセ等の多用による所が大きい、サウンドがずっとクリアになり故にどこかプロっぽく悪く言ってしまうと何となくレディメイド(没個性)で綺麗な商品化しているのに対して、1stの方がこのバンド本来の姿であったろうしかし元々ポストパンクでもどこか小奇麗でポップス色があるサウンドが聴けると思います。つまり1st、2nd、いずれにも言えるのは、ポストパンクの中ではあまり暗くもネガティブな雰囲気も無い、しかし独特の湿ったようなメランコリック(鬱)さはある、ロンドンらしいバンドというところでしょうか。そんなとてもいいバンドだと思うのですが、恐らく本国での知名度の高さと比べると日本での知名度はあまりないバンドの一つという気がします。例によって?Cherry Redからのリイシュー盤(初CD化?)には今となっては相当貴重であろうデビューシングル&2ndシングルのB面曲まで収録です。ちなみに原盤(LP)はThe Cureなどで有名なFiction Recordsからだったようです。

DISCOGS

Etudes Pour Piano (- Premier Livre -) / Vingt Regards Sur L'Enfant-Jesus (Selection) / Gyorgy Ligeti / Olivier Messiaen - Volker Banfield

ligetimessiane
師走って一年で一番苦手な一月だわ(一が多いな)。なんで皆んなして忙しなくなるねん…と。皆んなして意識的にゆっくりすればこんな忙しなくならないんじゃない。しかし誰か一人でも忙しなくしだすと、接点のある隣人もいやが上にも忙しなくなりだし、連鎖反応的というよりも半ば強制的に忙しなくならざるを得ないのだな、水面に石を落とすと輪が広がるように。納期とか締め切りとか12月は撤廃しない?超個人的願望だけど。結局日本人は皆んなで忙しなくなるのが好きなのかもしれん。週末、月末、年末とかの区切りも好きだしね。大晦日って一年で最大の区切りってことなんだな。

なぜか以前にも1枚書いている(同じ独Wergo盤)オーストラリアの現代作曲家Gyorgy Ligetiと仏現代音楽界のビッグネーム?Olivier Messiaenの曲を独のピアニストVolker Banfieldの演奏による盤のようです。まずは一曲目Ligetiの濃密かつ緻密かつ怒涛のように、まるでAI搭載の自走式の精密な殺戮マシーンが迫ってくるような曲と、そんなものを恐らくとても正確に(正直筆者には間違ってるかも判らないくらいのピッチ)譜面通りなのか弾きこなしているピアニストBanfield氏の超絶な演奏技法の前に戦慄をすら覚えます。元々Ligetiの曲はそのような精密機械のようなポリフォニー(多声音楽)を得意としている人らしく(MicroPolyphoyとのこと)その真骨頂のような曲では?とド素人は思ってしまいましたが、その後はさすがにその一曲目ほどではないものの、現代音楽なりに現代的な不安と不穏な響きをピアノだけで表現しているこのピアニストの再現力とやはり技量には脱帽の曲群です。対して、メシアンの方は同様の現代性は感じながらもLigetiほど濃密(Condenced)な曲ではないので、人によってはこちらの方が幾分落ち着いて聴ける曲群かもしれません。両者(Ligeti、Messiaen)ともに曲によっては又は曲中に静寂な部分もある曲もあるので、全体的には少なくともうるさくはないと思いますが、いずれ同種の不安感を煽られる、文字通りメランコリック(鬱な)雰囲気の言わば典型的な現代音楽という所でしょうか。それにしてもやはり一曲目の戦慄と旋律が走るような曲の凄さと正確な演奏に勝るインパクトは、狭量な筆者は他にあまり知らないような曲ではあります。しつこいですが(笑)濃密な一曲です。

DISCOGS


(奏者違いでこっちのほうが緊迫感ない気がする…)

Game Over / Bark Psychosis

gameover
普通に?Netflix大好きっ子なのですが、じっさいよくやってると思う、私など税込み702円でフル活用させてもらってると思いますね(上には上でもっと活用してる凄い人もいっぱいいると思うけどね)。最近だとSAWの全シリーズ(1〜7だったか)イッキ見でもうなんかスプラッター?に対する感覚が麻痺して、人肉って旨いかもしれんな…などと思ってしまったな。あれでも(微ネタバレです)全シリーズ無理やり話を繋げてるのには萎えたな。もう忘れてるんだけど(いろんなもの見すぎてごっちゃになってきてる特にホラー系…)番長?のあのおっちゃんが死んでからも、彼の計画に皆んな乗って(乗せられて?)例の機械じかけの処刑ゲームはto be continued!していくわけだけど、どこまで彼の計画だったんだよ?と途中でわからなくなったりね、頭悪いからかな(笑)しかし世の中そんな上手い事いくかい!と思うほどの一種予定調和ぶりが萎えたのかな。あんなおっちゃんいたら人心掌握術のまさに悪魔だろうね。でももう最後の7だったかな、最後までけっこうグロさは落ちなかった気がしたけど、その辺でほとんどコントのように思えて笑ってしまったけどね。というかあれ半分コントみたいなもんだよね。いかにも白人気質のいわゆるバタ臭い映画なんだけどだとしても良く出来てる名画だとは思うね。ゲームオーバー!

ということで数ある勝手に心の友のバンドの編集盤の1枚です。本盤のリリースは1997年、アマゾンのレビューなど見てもレーベルの3rd Stone側がシングル曲からどうやら勝手に編集して1枚にしてしまったような盤だとは思うのですが、編集盤の性でとっちらかってるような印象はありながらも逆にこのバンドの多彩かつ多才な多様性がよく出てしまった好編集盤だと思います。シングルになった1曲目"Blue"は実はあまり好きではないのですがインディダンスの曲調、どうやらWireの曲らしい2曲目(本盤のエクスクルーシブ曲だと思います)は少しおしゃれなジャズテイストのカバー、そして代表曲と言ってもいい3曲目"I Know"はファンには言わずもがなのドリーミー&メランコリックな大名曲等々、こんな初っ端の3曲だけを取り上げても彼らの上記のようなバンドとしてのテクニックや力量と才能を感じずにはいられません。もちろんその後も"I Know"タイプの内省的な曲や長尺のセッションが繰り広げられる早すぎたポストロック(時代的にはまだそんな言葉がなかったと思いますので)といえる曲など、やはり寄せ集めた感は否めないながらも、おそらく彼らの奏でた曲調がこれ一枚で大体分かると思う好編集盤です。それにしても知名度がいまいちなのが、信じられないのと残念なバンドであります。

DISCOGS


Fur Mich / Thomas Dinger

furmich
Neu!やLa Dusseldorfのオリジナルメンバーとして有名だと思う故Thomas Dinger(2009年没)のソロアルバム2枚の内の1枚のようです。今回兄のKlaus Dinger氏も2008年に亡くなっていたと知り、昔から寡作ながら一方でライブなどもそれなりにこなしていたと思うNeu!もLa Dusseldorfを始め、各々ソロ活動も精力的だった両者の音楽は聴けないのかと思うと、なにかとても寂しく惜しい気がしたのも、このような素晴らしくドイツクラウトロックのお手本のようなアルバムを聴けた所為も大いにあるかもしれません。とはいえその分野にあまり明るくない筆者ながら、やはりこのアルバム収録の各曲を聴くとこれぞクラウトロックと思い、逆にクラウトロックと言えばこの手をまず思い浮かべてしまうほど想定内の音楽です。

縦ノリのいわゆるハンマービートが打ち鳴らされていく中、それをガイドビートのようにしながらも、その空間で自由なセッション的バンド演奏が延々と繰り広げられていく曲M3"Fur Dich"に最もクラウトロックらしさを感じるのですが、しかしその一方で卑近で申し訳ないながら例えばクラスター&イーノの曲のようなピアノや空間的なシンセ類による浮遊感あふれる静寂な曲や、ほぼシンセのみの小曲などなど、そのどれもが言ってしまえばジャーマンロックならではというか、やはりこれは生粋のドイツ人達にしか出せない音と美学なのではないか?とさえ思えてきます。例えば少し前起こっていたと思うクラウトロックのリバイバルの日英米のバンドや、いかにも影響を受けている雰囲気のポストロックのバンド達が時々真似をしようと奏でていたクラウトロックもどきのサウンドなどは、この生粋のクラウトロックの前では何の意味も無くなってしまうほどの元祖クラウトロックだと思います。音楽自体にも言えることなのかもしれませんが、憧れて始めるのはモティベーションとしては大いに意義があるのですが、その後はこういったクラウトロックなどなど特に真似るべきものではないな、とさえ思ってしまいます。

脱線しましたが、これは純粋に美しくまた楽しい優れた音楽ではないでしょうか。蛇足ですが日本のCaptain Trip盤「我が為に」には1-A Dusseldorfのデモバージョンのような2曲がボーナストラックとして収録です。

DISCOGS

Future Generation / Laserdance

futuregeneration
俺は安田のこと好きだっただけどな。おまえは気づいてても気づかないふりだった。俺から告白させるつもりだったんだろうけど、当時奥手の俺にそれは無理だった。まったく女とはずるいものだ。自分からはけして言い出さない。ゆえにかわいそうでもある。待つしかないのだから。アプローチやプロポーズはオスからというのはまったくもって動物的な事なのだが。人間も所詮いっかいの動物なのだと思わされる。君の名は。?ハハ。

なるほどこれはイケイケですね。オランダのシンセディスコサウンドなユニットの1stアルバムのようです。かなりの歴史的名盤だと思うのですが、またメンバー背景などもDISCOGSでちょっと辿ってみても中々のオランダダンスミュージック界が垣間見える気もするのですが(例えばダッチトランスなどへも繋がっていくような)筆者の能力的な関係でまるっきり表層的なサウンドからだけの印象です→リリースは1987年、だからと言う訳ですが所謂80'sサウンド(とは何ぞや?は今はご容赦ください(笑)でも統合されてきているようなジャンル的に一言で言ってしまえばシンセディスコサウンドの中でもハイエナジーなサウンドになるのでは?と思うんですが、一番特徴的なのはやはりクラップの連打で、パパパパと鳴らされるともう最高に古臭いハイエナジーサウンドとしか言いようもなく、しかし古臭さもここまでいくとある意味伝統芸能のように聴けるという、やはり一種の様式美のようなサウンドだと思えます。まあやはり構造的には単純極まりないサウンドだと思うんですが、必ずしも複雑だから良いという事がないのもまた音楽ではとも思い、そのような典型的、ある意味ステレオタイプのハイエナジーディスコサウンドの見本のような好盤です。フューチャージェネレーショーン!レーザーダンス!(要はこれを言いたかった)

DISCOGS

Corporate America / Boston

corporateamerica
あああぁぁぁ…大穴が本命に…こんなこともあるんだね。面白い国だなあ。笑い事ではないけどね。でもあの人出てきた頃よりずっと老けた感じするね。対抗馬(笑)の人も終盤きつそうだったけど、両者あの歳での選挙戦は想像以上に苛酷だったのだろう。70才なのか、4年間持てばいいけどと思ってしまったな。しかし結局は副大統領はじめのいわゆるブレインが取り仕切ると思うので、その人選次第だとも思うんだが、そんな良い取り巻き(ブレイン)があの人に形成できるだろうか?と。基本的に今までのフォーマット(政策)の踏襲路線で行ってくれれば良いと願ってるけど、わからんなあ。直感的にですよ、裏目裏目に出そうな感じがするんだよね。それがもちろん偶然良い方向に行くケース(政策)もあるでしょうけど、大体はあの人の無知や偏見などのバイアスがかかって悪い方向に行きそうで、その辺はほんとに怖いと思ってるんだけどね。日本に関して言えば、ニュースなどでも日本通の米国人(デイブスペクターなど)達が言ってるように、あの人自身はほぼ無知のようだね。というかほんとにどーでもいい感じ。まあこれから文字通り否でも応でも勉強せざるを得ないだろうけど、適当なところで放っぽり出しそうだしな。まあいいや…決まっちまったもんはほんとにしょうがない、あの人であの国は4年間行くしかないんだろう。お気の毒に…世界もな。

このバンドの5枚目のようですね。弊ブログでは1〜4枚目までレビューもどきをしているのですが(中には酷いものも(笑)本作とは最も真面目に向き合ってみると、アマゾンレビューなど見ても一部昔からのファンにはどうやら受けがあまりよくないようなのですが、正直理解できません。理解できないとはいろんな意味で書いたのですが、まず私は昔からのファンではない。上記のように1〜4枚目まで「一応」書いてるので「一応」聴いてるのですが、聴き込んでいるわけでもなく今現在も手元にないくらい等、とてもファンなどとはおこがましくて言えませんので、本物の(コアな)ファンの方々の複雑な心境は理解できません。次に、単純にアルバム消化曲や捨て曲のようなものがない本作はざっと聴くだけで、おそらくこの手のアメリカンハードロック好きな人を始め「普通の」(定義はめんどくさくてできませんが推して知るべしです(笑)ロック好きまで、良いアルバムだと認めてもらえるのではないか?というほどのアルバムとして良作だと思いますので、辛口だっとしても例えば☆5中★2というような評価はあまりに辛口すぎるだろう、などと理解できません。リーダーであろうトムショルツによる、一方でスタジオ&機材オタクならではという気がする、マルチトラックレコーディングを駆使した重層的なギターリフが迫ってくるような曲、一転もっともアコースティックなアルバムなのではないか?と思えるくらいスカスカのギターの弾き語りの曲、どうもイギリスのブリットポップからの影響もあるのではないかと思われる言ってしまうとオアシス〜そのルーツのストーンズ〜キンクス〜言わずもがなのビートルズなどからの流れさえ深読み(聴き)できそうな言わばUKテイストの曲、2000年代とはあまり思えない彼らならではなのか80's風のもろに打ち込みのドラムマシンのビートがダンサブルな曲、そしてラストの最も彼らしいとニワカファンは思ってしまうミディアムテンポの泣きのバラード(ライブですが)まで、彼らが歩んできた様々な面がこの2002年の5枚目にて集合し昇華しているとさえ思える傑作ではないでしょうか。

DISCOGS


オマケ(Livin' For You (Live))

Palestine / Pacific 231 / Rapoon

palesitine
今日は収穫日()だったんですが、今日はさすがに渋谷は避けたわ。土曜日から三日間の夜間だけ?歩行者天国にしたんだってねえ。ハロウィン効果はあなどれないな。一定の経済効果もあるんだろうね、一説ではバレンタイン超えたとか?ニュース見る限りではその車線規制等でいっそう凄いことになってそうに見えるんですが…しかし新宿は大人しいものだな。2〜3組それらしいコスプレイヤーみたけど、それもメイドさんや看護婦さん風とかでかなり普通というか地味なほどだった。新宿はじっさいハロウィン関係無いね、去年の10/31も新宿にいたんだけど(笑)去年の方がまだプレイヤーいた気がしたな。まあ普通渋谷に行くわな。私はといえば南口の汚い立ち食いそば屋で天玉そば食って帰りましたが。

概ねDISCOGS情報からだけなのですが(いつも通り)1980年代から活躍しているのでインダストリアル&パワエレの第一世代とも言えそうなソロユニットらしいPacific 231と、ソヴィエトフランスのオリジナルメンバー(のち脱退)だった人によるソロユニットRapoonによるスプリットLP(CD)のようです。とりあえずタイトル「パレスチナ」から連想される通りかもしれない、おそらく打ち込みと本物のアラブミュージックからサンプリングされたビートと、これも多分タブラなどからサンプリングされたベースが両者ともに20分超という長尺で延々と垂れ流されていく、似非エスニックテイストの音楽だと思います。Pacific 231の方はどうやら"エルサレムの寺院"(もしかしたら固有名詞でエルサレムにある有名な寺院なのかもしれません)という直接的なタイトル通りかもしれない、わりとストレートかつ単純な反復による、しかしそれによるトランス感を狙っているのかもしれない楽曲です。Rapoonの方がずっと凝っている印象で、こちらもタイトルを引用すると"平和の千のスローガン"というものですが音自体はとても前向きどころか、おそらくコーランのサンプルなどを加工した禍々しい雰囲気で、ビート自体は少しブレイクビーツ風でこちらも単純ながら、いわゆる抜き差しなどによって展開がある楽曲です。まあこの手の大御所であろうムスリムガーゼを真似ているとは思うのですが、全くの猿真似ではなく各々独自な雰囲気があるのは好感です。ところでDISCOGSの画像でも一部わかりますが、ケースはスリムケース的な物で横の細い(スリムなので)ボタンを押すとCDが飛び出してくるという特殊ケースなのは筆者的には二度目だったのですが(一枚目は誰だったか忘れ…)、それよりもラベル面ばかりかデータ面の方まで真っ黒というCDは初体験でした。音質的にはどうなんでしょうか…PC環境で聴く限りでは遜色はなさそうなんですが…

DISCOGS

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