AIはセクサロイドの淫夢を見るか?

Do artificial intelligence naughty dream of sexaroid?

音楽

The Joker / Steve Miller Band

TheJoker
日経平均株価がバブル後最高値とか連日テレビ等で言ってたんで、ひさびさ参戦してみたんだけど、全然儲からないんやが(笑)まあいわゆる靴磨きの少年が株を買いだしたら(≒テレビが騒ぎ出したら)崩壊の始まりだからなんだけど、少しは利ざや取れるかと思ったんけどねデイトレード的に、全然だわ。ご存じのように一番の引き金はWバフェットの「日本の商社を買ってる」発言なんだけど、基本信じない&へそ曲がりとしては商社株はいっさい買わなかった。そしたら商社株は爆上がるわ、あと米NVIDIA絶好調のお陰で日本でも半導体株にも牽引されて、6月初旬は連日のように上げ続けて34000円まで行ったかな、まあその辺が天井だったっぽいね。後右肩下がりじゃん…いわゆる天井掴みっぽいわ…まあ隙を見て?虎視眈々と?元ぐらいは取り戻すつもり。こういうとこに書くと忘備録にもなるし、イメージトレーニングにもなるので…

このバンドの何枚目とか分からないんですが、たぶん有名なジャケと中古盤屋の常連のような盤なのでお馴染みのではないでしょうか。とりあえずジャケがかっこいいですね、Sミラー本人なのでしょうが、こういった堂々としたナルシストは大好きです。ジョーカーって米国では色んな意味があると思うんですが、例えばトランプでの役割のように良くも悪くも部外者のようでありキーパーソンのようでもあり時にフィクサー的にも立ち回るなどという意味でしょうか、確かにSミラーの立ち位置がそうだと思えなくもないですね。きっとこの人の音楽的ルーツはやはりブルースだと思い、この盤でも2/3はそういうテイスト、もろは1/3かもしれません。しかし多分モノホンのブルースマニアなどには受けそうもなく、どこか半端なブルース調なのかもしれません。何事にも中途半端な筆者などにはモノホンの?ブルースよりも気軽に聴けて、しかしブルースの本質的な生きることの厳しさや悲しみが感じ取ることができる、変な言い方で便利な盤かもしれません。しかしこの盤はブルースよりもそこから派生したロックなんでしょう、上記では書きましたがブルース的な重さはなく、良くも悪くもかなり軽妙、やはりどこにも属さないようなタイトル通りの盤なので絶妙なタイトルとジャケにも再び感心します。いろいろ怒られそうですが、かなり軽く聴ける盤ですね。世界的な評価は確定してる盤なので今更ですが名盤ですよね。

DISCOGS
Apple Music


Try Again / John Duncan & Stefano Pilia

Try Again
前エントリーで思ったセバスチャンって別にSex Gang Childrenが初めて作り出したゴス的な人物じゃないよね(笑)気になってSebastianeで検索するとデレクジャーマンフィルムにあるんですね。たぶんそっちだよね…もしかしたらSGCはそこからインスパイアされて曲にしたのかもしれない。とうぜん未見なんだけど、ちらっと見るにやはりのゲイがテーマの映画で当然ホモということで、最近でも十分通用するようなキャラクターじゃないですか?1975年作ということでその頃にはもちろんBLどころかゴシックの略としてのゴスなんて言葉ももちろん無かったわけだけど、おそらくそれらの始祖的なキャラクターを創造したDジャーマンが偉大だわ。すごい見たい「セバスチャン」でもBDでは6000円、字幕無しのDVDでも海外業者から買って見るか…ボックスセットにもなってないみたいね。という前エントリーの訂正および補足でした…

古くはロサンゼルスの実験的音楽集団その名もLos Angeles Free Music Society(LAFMS)の一員にして、のち日本に渡り在住履歴もあるという(一説では鶴巻温泉)言わば人生自体がエクスペリメンタルだと思うJダンカン大先生と、勉強不足で申し訳ない全く知らない人のコラボ作品のようです。これがまた中々禍々しくも神々しくも、しかし個人的は現代にアップデートされてるエクスペリメンタルミュージックとして聴けました。大先生自身は上記のように人生を賭けて実験的音楽を少なくとも40年はクリエイトしてきた人ということで、バックはイーブンで両者によるサウンドなのだろうと想像しますが、そこへこれは大先生の声であろう、時に勿体ぶり時に唸り嘆く、しかし恨み節とは言いたくない明日の為の希望の歌のようにも聴こえるボーカルというよりもリーディングが乗っています。

やはり凄く意外なことに、聴く前は"それなりの"(後ろ向きの、と言ってもよい)覚悟をしていましたが、かなり未来志向、曲名にも一部現れてるように実は前向きのサウンドだと思います。その上、前述のように新しい感じもします。つまり前向きにして、未来志向にして、希望が溢れる音楽ではないでしょうか。やはり凄く意外です。比べるのはナンセンスかもしれませんが、 例えば昨今の狂気さえ感じる謎のフレーズ連呼のアニソンなどよりはよほど現実的、血に足が付いた明日への応援歌だとさえ思います。変なジャケですがどうやらNASAの資料画像のようで、なんでまたこれなのか?解かりませんでしたが、聴き終わった今は不思議と納得できました。名作になるかもしれません。イグニッションスタート!明日へリフトオフ!

DISCOGS
Apple Music


ライブ映像ありました、やっぱり大先生が…歌って?ます。もう一人の方はどうやらエクスペリメンタル系ギタリストのようですね。

The Singles 1982-1984 / Sex Gang Children

The Singles 1982-1984
時々恒例、夢の話でお茶の間のお茶を濁してみようか(?)いい夢って見ないんだよね…だいたい悪夢なんだけど、今日のはいい夢の方なのだろうか、家族といる夢で母ちゃんは存命なので一緒にいてもいいんだけど、夢の中では死んだはずの父ちゃんもいて、しかし夢なのでテレビを普通にみてて、しばらくしてあれ?なんで死んだ父ちゃんがいるんだ?って気付いて近くの母ちゃんに実際「あれ?なんで父ちゃんがいるんだ?」って聞いても無視されたんだけど、なにか夢の中でも泣けてきて「父ちゃん、ハグさせてくれ」って頼んでましたよ。父ちゃんは私よりも実際背が高くて大きかったんだけど、夢の中ではそれ以上で私は小学生くらいの背だったかな、小学生の頃ならばもちろんピンピンしてたけど夢の中でももう死んでる設定だったので、デカくてあったかい腹に包まれて泣けてきましたね。分析するとこんなおっさん(もうすぐ50)になっても父性を求めてる部分があるんだろうなーとね。そういうのは幾つになってもあるものなんでしょうけどね。たぶん直ぐに目が覚めたんだけど(時間間隔わからないけど)起きた時泣いてはいなかったけど、悲しいようなでも満たされたような気分だったね。やっぱりいい夢だったのだろう。ちなみにたまーに見る島田くんが司会の番組「シン・オカルト倶楽部」(シンになってた…)で今日、死んだはずの彼女が毎夜ピンポーンと彼氏の家に飯を食いに来るって話があって怪談というよりもその夢みたばかりだったんで聞いてて泣けてきた…ごめんな父ちゃん俺もっと頑張るよ。なんか意味があったんだろうなあ…せっかくだからポジティブに捉えるよ。

このバンドのベストみたいですが、CD化はされてないようですがLP(2枚組)と、このようなデジタル音源(ストリーミング/DL)になってるのはありがたいです。正直詳しくもなく、中古盤屋で代表作?「Song And Legend」のCDが時々法外な値段(といっても2000円くらいかな…)で売ってたりするなーという程度です。でもこのようにThe Singlesということでシングルカットされた曲をざーっと聴けてしまうのはやっぱりありがたいですね。そんなざーっと聴いてみるに、良く言えば個性、悪く言えば1パターンの曲調のバンドだったのだな、と思います。当時はポジパンと言われたんでしょうか、そもそもポジパンというのがメディアがでっち上げた曖昧なジャンルだと思うんですが、しかしその代表的なバンドとして常に挙げられるのは、そうなんだろうと、納得いかないまでもポジパンなんだろうし、立派なものだと思います。ダラダラと書いてますね(笑)まあ時々むしょうに"Sebastiane"が聴きたくなるだけなのです…それにしてもセバスチャンはいつから執事の名前ぽくなったかと言えば、このバンドのお陰なんじゃないか?と思いますね。これ以前にゴス的なセバスチャンは存在したのだろうか?と。というか執事とゴスはなぜ相性がいいのだろう?黒執事の主人公はセバスチャンじゃないですか、このバンドがなければ黒執事もなかったかもね。でもセバスチャン=執事になるのはこの日本だけでしょうね。しかし世界的にはセバスチャンと言えばゴスっぽくなるのだ。つまりセバスチャン=黒執事なんだよなあ…それもこれもこのバンドとこの曲のせいでしょう。そんな特にグイグイくる名曲=代表曲ですよね。

DISCOGS
Apple Music

ゴールデン☆ベスト / 藤圭子

Golden Best
古臭い映画でも観てみるかと意味もなく「新宿の女」てのを観たついでですが…正直面白くはなかったんですが、まあ映画とはいえ主人公(北林早苗)みたいな落ちぶれ人生、と言ってはいけないのだろう…ある意味逞しく生きていく女、今現在でももしかしたらけっこういるかも知れない夜の女(ポリコレ的に怒らないでほしい(笑)悪い意味は入っていません個人的に)を、そういった意味ではドキュメントとしても観れそうな映画でしょうか。ただやっぱり映画、とくに1970年の日活ということで、もうお色気路線が多々見受けられ、これから衰退していく日活映画のような予兆はありましたね。

さて、そこで女の流しとして出演していた藤圭子のアップルミュージックで唯一聴けるベスト盤のようです。まだ映画続きで言えば、女流しというかキャバレーでのソロの営業的なシーンもあり、なんというかもろに薄幸系のオーラを放っており、少し猫背でギターを抱えて夜の新宿の飲み屋街を歩く姿は少しゾッとするくらい似合ってますね。思うのですが、曲も曲だし歌い方もそうだし、言わば裏稼業のような後ろ向きのベクトルを長年演じてこられると、最後はああなってしまうのもなんとなく分かる気もしましたね。しかし彼女が上記のような女の人たちを始め、気持ちを背負って代弁してくれたお陰で、まさに命を救われた人たちがいるかもしれず、それらを背負って逝ってしまった彼女は大げさに言ってキリストなのではないか?などとさえ、その映画や今もこのベスト盤を聴くにつけ思えてきます。たった5曲、しかしナンバリングは飛び飛びなのでこのゴールデン☆ベスト盤はそれ以上の曲数(CDだと2枚組のようです)なのでしょうが、いわゆる忙しい人向けには便利な藤圭子入門のような盤でしょうか。なにか疲れてきて筆者も後ろ向きな気持ちになってので止めますが、それにしてもやっぱり神々しいほどの美人ですね…ぞくっていうよりもゾッとする…ある意味破壊神…

DISCOGS
Apple Music


(↑命預けます以降は違う映画です)
ところで↑検索時みてみたのん版、この違いよ…深みがこうも違うかね。

Deliverance / Bushido

Deliverance
今日笑ったコピペから…ボトムズの実況板みてたら

■一般人の認識
ガンダム:安室とシャーがたたかう話
エヴァ:パチンコ、あやなみが可愛い
マクロス:歌う
ギアス:何それ
ボトムズ:アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。その“百年戦争”の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公「キリコ・キュービィー」は、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。作戦中、キリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。その逃走と戦いの中で、陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生に関わる更なる謎の核心に迫っていく

というかボトムズは再放送を何回もしてるみたいだけどちゃんと見てないのでこれから見てみるかという事だけなんですけどね…でも我らが?TVKの日曜日のラインナップが凄くて、19時から「ランマ1/2(2話分=1時間)」「魔法騎士レイアース」(よくしりません)「ドテラマン」(最近のアニメ?)そして「ボトムズ」「スペースコブラ」休憩30分(クルマでいこう(笑)を挟んで「タッチ」「ガンダムSEED」で23時半終了つう怒涛のラインナップ。というか今何時代だよ?と思うけど、やっぱり80〜90年代のアニメは今ほど中韓などへの外注多発による粗製乱造などなくて丁寧に作ってるから作画も動画も綺麗、それだけで話などどうでもよくても見てられますね。ボトムズは上記一般人以下の認識なので後学のために見ますよ。


ああBushidoの2ndが…居ながらにして聴けるとは…謎のハイテンションになれる!(?)1st「The Sands Of Nakajima」はレビュー済みなんですが、これも同様CDにもなってないし探すともなく探していながら物が物だけになかなか見つからなかった物です。巷で見つかってそうですね2000円くらいだったならば間違いなく買ってたと思うんですが、こうやってアップルで聴けると分かったからもう要りません(500円だったら買いますけど…)。内容的には、メンバーの一人が立ち上げたらしい当時この手の巣窟?Third Mind(Front Line Assembly,In The Nursery,Bill Pritchard等)からということでエレポップなのか?インダストリアルなのか?というような微妙で胡散臭いサウンドだとは思いますが、当時80年代のイギリスの若者が例えば米国のエレクトロやフリースタイルなどのエレクトロニック色が強い系統の音楽に憧れて自分たちもやってみた!という音楽じゃないかと思います。その勢いに任せただけのいわゆる初期衝動的な魅力で溢れており「ああ君たちほんとに好きなんだね」というような、言わば少年たちが好きな物を集めた秘密基地を見てしまったような微笑ましさや、ゾクッと堪らないものさえ感じます。なにかそれくらい世間的には隠れてしまっている好盤じゃないでしょうか。

DISCOGS
Apple Music


Wind / Gigi Masin


アランロブグリエこそヌーヴェルヴァーグの気がするけどね。とりあえず代表的な所を観れてしまうのは、これもアップルミュージックなどと同様いい時代になったと。情報化社会の功の部分だろうなあ。でもお手軽すぎて良いだろうかとさえ思うけど、アマプラ会員費さえ払えば世界中の誰でも観れてしまうのは文化的には間違いなく良いことでしょうね。なんという美しさと不安感、同時に存在するのは、その両要素が親和性があるという事なんだと思うけど、それをkのような映画という媒体で実現化出来る人は相当稀れでそう多くはないよね。やっぱり個人的にはヌーヴェルヴァーグ=アランロブグリエだわ。なんで ウィキには直接的に影響を与えた人物とかになってて、代表的な監督として書かれてないのか?理解に苦しむ。「快楽の斬新的横滑り」の歪んだエロティシズム、「囚われの美女」の世界自体の虚構感、処女作「不滅の女」に至ってはこれ観てる俺自身ほんとに今ここにいるか?と不安になってくるよ。どうでもいいけどアマプラの最初に入るCMがうざーい!ロブグリエ見ようとしてる人が、くまクマ熊ベアーみようと思うか?


Wind
この人の1stでしょうか、これレビュってなかっったとは、と期待と不安でいっぱいなんですが(?)何と言っても代表曲であろう一曲目"Call Me"、めそめそとして陰鬱な自己憐憫ソング、大好きです。正直この曲だけでこのアルバムは個人的には完成されてる、とさえ思うんのですが、その後もこの人のバックグランドであろうジャズのテイストが強いというか、ジャンル的にはほぼジャズ(orジャズボーカル)のアルバムと言い切っても良いアルバムではないでしょうか。ただ筆者はジャズというジャンル大門外漢なので専門家には怒られるかもしれません。ただDISCOGSに載っているようにアンビエントと言うにはジャズぽ過ぎるし、ポスト・クラシカルなどと言うには電子音の割合が大きすぎる気がします。ジャンルはどうであれ、その手の和めるアルバムには違いないと思います。

DISCOGS
Apple Music

330,003 Crossdressers From Beyond The Rig Veda / Sun City Girls

330003
このバンドのコピーは人間にはある程度なら出来るかもしれないけど、AIには無理でしょうね。やれるもんならやってみなと思う(笑)ぶっちゃけ「遊び」が違う。それは例えば車のハンドルの「遊び」にも近いと思うんだけど、車のハンドルならばその人その人によって違うその部分(余白)をデータさえ取れば数値化して運転手ごとに設定できるのと違い、まず数値化できなさそうじゃないですか?本人達でもスタジオ録音とライブではそういった遊びの部分=ノリや間合いやテンションなど?がその場の空気を読んで毎回違うわけで、そういったものは一番数値化困難な部分ではないかな、と思うけど。というか無理だろSCGは(笑)面白さと何でこれが面白いのか?など説明もできないし、冗談(ジョーク)のニュアンスならまだ膨大な情報(処理)によって理解できるかもしれないけど、人間でさえ情報化や数値化できない=媒体に乗せて伝達てきない何だか解からない喜怒哀楽などの情感は高次の情報の気がするから。

たぶんシアトルにいながらにして世界を股に掛ける?米国屈指の変態にしてそれを裏打ちする飛んでもない才能とまたバックグラウンドを持つであろうSCGの一体何枚目とか分からないんですが、1994年リリースの大作にして傑作であろうアルバムのようです。昔(何年だったか)ショップだったかまたはアマゾンだったかCD2枚組の本作を欲しくてしょうがなかったんですが、その時点で5000円くらいしてたのでさすがにそれはと諦めた盤が今家にいながら只(厳密にはサブスク…)で聴けるなんていい時代になったもんだと感慨深いです。内容的には書くのが困難すぎてむしろ簡単に書きたいんですが、何と言うかこれ以前からだったと思うメキシコ(テックスメックス?)の素人バンドのような土っぽい埃っぽい土着のロックから、飛びまして竹でタブラを連打しているような中近東ぽい音楽や近い?インド風音階の音楽から、インドネシアのガムラン「風」音楽、やはりタイの素人によるガレージパンク(ちなみに最近流行ってませんか?タイの)などなど、やはり彼らの音楽的バックグラウンドの広大さとまたそれを「らしく」演じられる力量とテクニックなどにまず関心しますし、そんな事を気にしなくて流していても楽しい気分になれる、NGワードかもしれませんが聴く音楽世界一周を体験できる、やはり大傑作かもしれません。

彼ら自身は全くふざけているどころか、世界中の主に素人っぽい土着っぽい民族音楽未満かもしれない音楽を極めて真面目に研究し演じてきた人達だと思いますが、実際の音にはふざけた雰囲気はどうしてもあり(思うにボーカルの印象が大きいかと…)時に笑ってしまうほど楽しいのですが、それで良いんじゃないか、本人達もそれで本望と思ってるかもしれません。ドラマーの人がどうやら2007年に逝去され、それを機に残った兄弟は義を通して?バンドを解散してますが勿体ない気がします。やはり米国が世界に誇れる変態にして無形文化財国宝級のバンドだったのではないでしょうか。

DISCOGS
Apple Music


Metropolis Metropolis / Jeff Mills



メトロポリスってやっぱり凄いよな…とユーチューブを見たら日本語字幕であるじゃないですか、それもリマスターされて?色付きで。まあ話的には単純な話だと思うし、もともと無声映画で極端なほどセリフが少ないので、字幕などなくても分かる内容だと思いますが、一番感動するのは大道具小道具などの美術ですね。やはり特にアンドロイドマリア?爆誕のシーン、めっちゃアナログなブレーカーやマスコン?やリレーぽい機器など「おいおいこれ西暦何年設定だよ」などと思ってしまうんですが、かっこいいです。とにかくこれ100年前ですよ、ほんとジャーマニーは恐ろしいわ。1927年って第一次と第二次の間ですよね、ある意味いい時代だったのかもなと妄想もしてしまいます。でWikiみたらまずまずの好景気だったみたいで、しかしその後不況気味になるのかな、ナチス党がそのお陰で躍進してくるという言わばナチス前夜の頃かもしれないですね。脱線しました、それにしても映画は写真の連続と昔言われたように静止しても一枚一枚やっぱり絵になるなと、やはり歴史にこれからも残る映画だろうし、SF(&カルトも)映画の原点だろうし、この後みんな真似したんだなあ、というシーンばかりですね。いまさら筆者が言うことではないですが。いちいちかっこいい&面白い!ところでプレイガールズ?が下着で?踊りまくるたぶん花街なんだろうけど、そのセクトが「Yoshiwara」って名前なのが「え、100年前にドイツでもそういう認識だったんだ…」と日本人としてなにか複雑な気分に(笑)そう100年前にして所々エロいのもある意味凄いなと思った。あと御曹司クラブって名前にも笑ったね。面白いゆえに細かい所まで言い出すとキリが無くなるんでやめますが、いろいろ含蓄も多く、そういった意味でも凄い映画なのだなと。ちなみにアマプラで韓国映画を同時に見てたんだけど(ながらマンなので)初めて見るその映画よりもPCモニターのメトロポリスの方にうっとりと見入っちゃいましたよ。

MetropolisMetropolis
サントラの方は、やっぱり好きなアーチストも世界中にいるようできっと何枚も独自制作のサントラが存在すると思いますが、オリジナルはもちろん無音なので「無い」というのが正解だと思います。しかし1983年にもGモロダーが版権を買ってこれはレストア?されて公開されてたようで、その時はもちろん御大がプロディースし、人脈なのか大物アーチストが参加してんですが、これがまた…酷い出来だと思う(笑)そんな物よりもメトロポリス大好きっ子のJミルズ師匠による独自サントラ。それも2枚目(笑)がなかなか難解な内容で芸術的だと思います。なんと今年2023リリースのようで、レビュー済みの前作?「Metropolis」から23年後!?と何かいろいろと感慨深いです…(歳も取るはずだ…など)。前作よりも更にほぼビートレス、しかし飛び交う電子音はビート代わりに聴け、デトロイトのミニマルテクノといえば無理に言えるかもしれませんが、少なくともダンサブルではないと思います。まあ師匠がメトロポリスを大好きすぎて広大な脳内空間で膨大なる妄想がこの作品となっているのでしょうか、たしかに私のような凡人には少し理解不能の部分もありますが(DISCOGSの人もそうみたい…)、優れた芸術作品とはだいたいそういうものでリアルタイムでは評価されず、ずっと後の時代に認められて評価されたりしますね。ところで、Exhibitionistシリーズ?もありますが、YTで見ても見るからに頭良さそうなので「この人AIじゃないの?」(昔は、耳も尖ってるし宇宙人じゃないか?とかまじで言われてた(笑)や「人類でAIに対抗できる貴重な逸材かもしれない」などと無駄の無い(そうな)プレイに思ったりしますね。AIとDJバトルしてほしい。

DISCOGS
Apple Music


Windows In The Jungle / 10cc

Windows In The Jungle
前々エントリの続きを書くとすると、そうですね量子コンピューターは必須なのだろうし、そこへ最高のパフォーマンスを提供するであろう常温超電導のケーブル類、特に電源ケーブル(ベタか(笑)が、量子コンになればそれは相当量の電力なのであろうから、そういえば量子コンって発熱もすごいのかな?その対策はどのようになるんだろうね、それにはほぼ無損失の電力&bitも必須ということで。またそこに肝心の電力源なんだけど、核融合も現実化しそうな勢いじゃない、それは相当量(上記冷却対策も含めて)の電力供給ができる事であって、可能性は無尽蔵じゃない。なんとなくお膳立ては不思議なことに整いつつあるんだよなあ。大げさにいってAI(自体はソフトだからね)はその三位一体の上で爆誕するんだろうね再び。というか光り輝く天使が光臨するだろうね。そう思うと映画メトロポリス(Fラング版ね、手塚&りんたろう版ではなく(笑)は100年も前にそのシーンを予見していた偉大な先見の明だと思いわ。原作はしらないけど実際にあの様に映像化したFラング監督凄いだろ…何の話だっけ、いや実際光臨するんだよ。それも上記のような三位一体のツールによる光を伴ってね。そしてギャラクシーゲートも開かれる、いやまじでタイムマシンも実現できそうな気がしてkた。AIに夢抱きすぎ妄想し過ぎとか言わないでね、けっこうまじで思ってる(笑)その光景見たかったな…死んでるだろうなあ…

GW中お家で10cc三昧ができるのはApple Musicのお陰です。この幸福感なににも代えがたい…とはいえオリジナルアルバムはほぼあるようですが、ライブアルバムなど抜くとけっこう寡作なバンドだったのだなと思います。AM(略)でも以前レビューしたCDだと4枚組の「Tenology」というベスト盤など思ったより少ないのですが、まあ主な所、代表的な作品、名曲群はざーっと聞けるのでこれ以上贅沢は言えないどころか、これ以上の贅沢感もそうないなと思ってます。本作はどうやらオリジナルアルバムとしてはラスト(は何故かずっと後の1992年「...Meanwhile」というアルバムのようです)ではないようですが最晩期のようで、DISCOGSの人も一部書いてるようにゴドレイ&クレームが抜けてから遥か後のアルバムであり、ここではもうオリジナルメンバーの二人Eric Stewart & Graham Gouldmanによる言わば素直な、しかしソングライティング的に才能溢れる二人の世界が純粋に聴ける気がします。ソングライティング的にや純粋になどと書いたんですが、やはりひねくれ組?のG&Cに依る所が大きかったと思う奇抜でケレン味のあるアレンジなどは無く、名ソングライティング組の二人による捨て曲の無いシャープな8曲というアルバムだと思います。そういった意味ではたしかに奇を衒ったような面白さはないのかもしれません。しかし1983年、'80sの雰囲気もよく出てますし、'80sロックも象徴するようなアルバムの一枚ではないでしょうか。

DISCOGS
Apple Music


Will And Testament / The Sound

will and testament
最近ロックに親近感を覚えてます。以前は、21世紀になっていよいよ我々老人たちの聴くものになってしまったなあとか、やっぱり絵面など始めギターの弦をがむしゃらにかき鳴らしたり太鼓を狂ったようドンドコと打ち鳴らすのはさすがにもう原始(人)的だよなあ、などと思った時期もありました。いや今でもそう思って入るんですが、はい当ブログ的に解釈すると、なにか我々人類の立場に照らし合わせて親近感が最近湧いてきました。ロックこそ我々人類的音楽なのではないか?EDM系最盛の昨今、やはり何か射陽の美学をもっとも感じるジャンルがロックのような気がしますね。それはクラシックでもジャズでもない、クラシックやジャズは知的な音楽という意味で、なにかデジタルと相性が良い気がします。たいしてロックは上記原始的にも通じるように、一番パッショネイト=情熱的なのでは。よく言うようにロックだろ?=ワイルドだろう?その辺に人間味を感じるんだな。つまりあまり知的ではないのよ。しかしそうでなくてはロックじゃないだろ?それこそロックだろ?野蛮人の音楽でけっこう!人間から野蛮性=野生をなくしたらそれは人間ではないだろう?写真家の岩合さんも言ってたんだけど「人間も動物なんだ、毎日どこかで自然と触れ合わなければ駄目だ」たしかに。動物性が動物として最強の武器になるだろう、人類にとっても。などと思ったのだ。

このバンドのなんと?2021年リリース盤のようですね、と言っても、メインはライブ音源+ボートラ的に未発表デモバージョンという、文字通りシノギの為だと思えませんし(このような盤が爆発的に売れる!とも思わないので…)たしかに良い音源集であるので、このまま寝かせてしまっては勿体ない!と思った輩が編纂してリリースしたような盤、ではないでしょうか。つまりは良質ニューウェーヴバンドによる、ライブなりに厳選された代表曲群が次々に聴けて、非常に多幸感を感じられる優れた音源集だと思います。また時々動物がいるジャケを持ってくるバンドだと思いますが、本作もその典型のような素晴らしいジャケにも惹かれます。本盤の内容的には以上ですが、個人的にこのバンドは上記のように「ニューウェーヴ」を感じられる好バンドであり、言ってしまえばとてもセンスのいいバンドだと思います。ではニューウェーヴとはなんぞや?にまで考えは及ぶのですが、筆者には荷が重いので、これもズバリ一言で言ってしまえばメランコリック、直訳で言えば憂愁でしょうか、そこから延長すれば諦観などにも至ると思うんですが、つまり聴いていれば多分現実からの逃避感さらに鬱に至る場合もあると思う、しかしその種のカタルシスが得られるバンドがニューウェーヴとして、優れているバンドのような気がしてます。筆者の能力のせいで抽象的だったかもしれません。あなたの思う「ニューウェーヴ」とは何ですか?

DISCOGS
Apple Music


livedoor プロフィール

gogleman

ブログは旧KEMPIREです。AIの台頭によって用済み化する人類ならではの美学を追求していきたい。

Comments
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索(記事全文)
Categories
Archives
メッセージ

名前
メール
本文
読者登録
LINE読者登録QRコード