実生活ではなにもおもしろい事ないので見た映画で面白かったのでも書いてみようか、それも一本だけなんだけど「ハウス・ジャック・ビルド」というやつ。どうやらダンサー・イン・ザ・ダークで有名な監督の作品みたいですが、ダンサー・イン・ザ・ダークは2回は見てるけど特に印象に残ってません(失礼)しかし本作はケレン味(ギミック)は効いてるけど個人的にはじつに真っ当な映画だと思いましたね。気になって世間の評価といってもYahoo!映画のレビューを見てみると相変わらず?賛否両論だったんだけど、やはり残酷描写がイマイチやネタバレ入るけどサスペンスサイコホラー?なのに解決もせず不可解なラストにしててガッカリ、みたいな否のレビューも予想通りありました。しかしそんなのも含めて映画、しょせんは造り物だからね、よくできた造り物だと思いましたよ。個人的映画感を言えば、そういう人も多いと思うけど映画の中でまで日常っぽいのは見たくないでしょう。いやそういうのが好きな人もいていい、でも私は見るかもしれないけど、その時間損した気分になる(笑)いかに非日常か、現実世界で自分が出来ない事を主人公がしてくれる、そういうのが見れてはじめて金を払いたい(本作には金払ってないけど…ゆえに見て得した気分になる)。内容的にはめっちゃクズなサイコパス野郎が連続殺人をするので残酷描写もあるというか、そればかりの映画なんだけど、そういう願望が無いとは言えないけど、とてもじゃないけどそんな事をする勇気もないし、やはりいわゆる良心という理性が絶対させない。それをしてくれる主人公はやっぱりヒーローだと思う、どんなクズで最低な人間でも。題材もありがちだし実に白人的なバタ臭ささなので傑作とも問題作とも思わないけど、個人的には極めて真っ当な映画だと思いましたね。暇だったらぜひ>見てない人。



Intastella Overdrive
個人的にとてももったいないバンドだと思ってるバンドです。もったいないとはいろんな意味があると思うんですが、まず単純に恐らく本国でもいわゆるメインストリームには少なくとも出ることもなく増してこの日本ではほとんど無名に近いんじゃないかと思うんですが、このCDでは二枚組、ストリーミングサイトでは全24曲というボリュームのベスト盤をざっと一聴きするだけで誰にでも同意していただけると思う、一言で言えばじつにバラエティに富んでいて、しかもそれらの質が高いインディダンスロックバンドです。ゆえにもっと売れても良かったという商業的にも勿体ないですし、何よりこれほどのバンドが言わば人知れず消えていったというのは本当に理不尽、不条理さえ感じます。そんな不遇のバンドだと思うんですが、独自解釈してみるとマンチェスターのバンドですが、あのマッドチェスターとさえ言われたいわゆるマンチェの時代からは大分遅れて出てきたのと、繋がるんですがここで聴かれるようなビートやグルーブ感の強いインディダンスというサウンドがその時点では出尽くしていて、もうどこかで聴いてしまったような新鮮味が、当時としては薄れてしまっていたからなのかもしれないなと、やはり聴いていて思ってしまいます。しかし、逆に言えばそれらインディーダンス〜マンチェサウンドのバリエーションが言わばこのバンドによって結束または結晶のような形となっていて、それらをこのCD2枚で聴けてしまうというそんな贅沢感も全く同時に感じます。なんて勿体ないバンドだ!こんなバンドが闇に葬らてるなんて!世の中狂ってる!とさえ思いますよほんとに。それに単純にかっこいいです。とっぽいしリアルリア充という感じ、どこぞのパーティでこんなバンドが出てきたら最高に盛り上がるでしょうね。こんなバンドこれから出てくるでしょうか?

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