1515px-Arnold_Bocklin_-_Die_Toteninsel_I_(Basel,_Kunstmuseum)1618px-Bocklin_-_Die_Lebensinsel_-1888
春眠暁を覚えずですね。いやもう春でしょう暦的には。中国も春節、日本も節分が来るしね。気が早いかな、というか気温が高すぎて真冬という感じがしない全く。で暇があれば寝てばかりなのだけど、何度か書いてるけど筆者が見る夢は八割方悪夢なのね。我ながらかわいそうだと思うわ。たまに見るいい夢はだいたい淫夢かな(笑)どっちかといえばそっちの淫夢の内容書いたほうが皆さまにも良いと思うんだけど、そっちは残念ながら覚えてない…筆者もそっちが書きたいわ。で何故か悪夢のほうを覚えてるで書いてみると…ベックリンの「死の島」ありますよね、そこへ上陸すると六地蔵が出迎えて、最初普通の石仏の色、灰色なのにだんだん色が失われて黒い影のようになり、さらに分裂して12体になり、ちょうど死の島の高い木のようなる。それに円状に囲まれるというもの。これはなんかの暗示なのかね?まあ単純に強迫観念がどこか(深層)にあるのだろうけれど。今思うに12はキリスト教圏&イスラム&ユダヤもかな?では縁起のいい数字なんだろうけど(もちろん2,3,4,6と割れる数字が多いから)やっぱり12使徒なのではないかな?と思った。いや使徒というよりも、熾天使〜ドミニオンズ(上級天使達)なのではないか?あれは。そして生きながらにして、ネロとパトラッシュのように手を引かれて昇天できるのではないだろうか?と思いたい。夢のイメージとは真逆だけどね。ほん呪の見過ぎなのかな…ところで死の島ウィッキで見たら、生の島ってのもあるのね。これはこれで怖いぞ(笑)


feelmylove
'70s〜'80sのディスコ〜ソウル〜ブギーなどの界隈でのフィクサーの一人だと思うヴォーン・メイソンともう一人(正直よくわかりません)による唯一のアルバムのようですね。まず一聴、いわゆるディスコブギーだと思うんですが、当時('70s後半〜'80s初頭?)ソウルフルな歌を至上とするようなコアで言ってしまえば頭の固いソウルミュージックマニアからは「ゲットダウン&ブギ〜(笑)」とかバカにさえされていた類の音楽なのでしょうが、今聴いても文字通りとてもDancableで魅力的な音楽なのに、と思います。ヴォーン・メイソンはこれ以前1979年にVaughan Mason & Crewというバンド編成でまさにブギーの名曲"Bounce, Rock, Skate, Roll"の大ヒットがあるのですが(おそらくタイトルからして当時大流行のローラースケートディスコに便乗した)、それによる自信や、いかに踊りやすいかに特化したようなやはりディスコブギー作りのノウハウが本作1982年の時点でもう既に成熟の域というか聴いているだけで小躍り必至のダンサブルな名作となってると思います。一曲目こそある意味必要悪的なチークタイム仕様バラード曲ですが、その後は当時なりにRoland Tr-808などのエレクトリックな機材を駆使したエレクトリックでファンキーな、でも基本的にディスコブギーの楽曲が続きます。

ちなみにご存じかもしれませんが、この後メイソンはソロ活動でRazeという名義による独特なハウスミュージックをクリエイト(&プロデュース)しだして再度ブレイクするのですが、そこへと繋がるのはここでのスタジオ内でシコシコとした打ち込み(マニピュレーション)作業の経験と得た知識や自分がどういった嗜好性なのか、などを知った事によるところが大きいのでは?と想像してます。そういった一連の流れが分かりやすい、やはりUSディスコ界にこの人あり!と思わされた一枚にもなりました個人的に。またどうでもいいことかもしれませんが、例によってApple Musicのストリーミングのレートで聴いていても、とても音圧などがあり、いい音だと思いました。80年代も初頭の音源ですが、やはりスタジオミュージシャン的な人たちによる機材選びの所為か、そもそもアナログ機材の音はいいな〜と改めて思わされたしだいです。今のDTMなどソフト音源やデジタル機材ばかりの音はやっぱり軽い気がしますね。解像度などは高くなってるのでしょうが…

注:上画像リンク先のCD盤には↓ボーナストラックなどが未収です(ボートラ入り盤は現在廃盤のようです=中古盤はあります)

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