下記レビューのアーチストがサントラを担当していたので後学のために?見てみた映画「Disconnect」についてでも。結果から言うといい映画だと思う、というかいい映画でした。見る前の予告編などからの勝手な先入観だとインターネット社会、特に個人情報を盗まれることの怖さとかの映画なのかな?と思ったけど、その辺はそうでもなく、乱暴に言えばネットで見つけて気になって交流を持とうしたり実際会ったりした人たちの関係が、勝手にいだいた妄想などの所為によりこじれて行くという映画でしょうか?本題ではないしめんどくさくなったので端折るけど(笑)人ってやっぱり誰かと「何でもどんな形でも」繋がっていたい生物なんだなと、映画如きとは言え思ったね。それが行き過ぎて、だいたいの場合自制など利かず、過干渉になっていくんだなとか。そりゃトラブルも起きますよ。自分への過干渉が好きな人間なんてほとんどいないからね。極々まれに好きな人もいそうだけど(笑)もっと言ってしまうと(長くなった…)逆にそれが生きること、とも言えるけどね。どんな映画かおわかりいただけただろうか?見てない人は見ても損はしないと。ただ所々「そんなクレカの不正使用なんかで破産するかよ、クレカ会社が補償するだろうよ…」(一部ネタバレ)など、言わば大味だったり粗に突っ込める部分はあります。その辺で、名画とは言い切れなかった…いい映画には違いない。Me! I disconnect from you (by Gary Numan)


Voyager
というわけで上記映画の音楽も素晴らしかった(改めていい映画は音楽による所が大きいなと。残念ながら本作には未収ですが、上記サントラはApple Muisicなどで他にあります)ポストクラシカルの雄マックス・リヒターのベスト盤のようです。このポストクラシカルというジャンル詳しくもなくというか無知に近いのですが、このジャンル名が付いたものいくつかを聴いた限りでは、他のジャンル同様いいものもあるし悪いものもある(スネークマンショー?)という書くまでもない印象はあるジャンルではありますね。まあ無理に推測すると一部クラシカルな雰囲気のエレクトロニカ辺りから辿り着いたり派生してきた人が参戦してきた気もしますが、この人もそういった一人ではないでしょうか?間違ってたら謝ります。と言いますか、誰が付けたのかジャンル名が悪い。ただ、その聴いたほとんどは現代的と言ってよいのか、現代音楽が現代人や時代の不安感のような物から何故か現代的(現在的)だなと感じてしまうのだとすると、比べていいかはわかりませんが、ポストクラシカルは常にメランコリックやノスタルジーのような物をそれら少数の聴いたものから筆者は感じました。おそらく一般的にもポストクラシカルはそういう共通点があるものとして捉えられてるのでは?と本作、氏のベスト・オブ・ベストのような盤を聴いていて思います。

本作も全編を通してメランコリック&ノスタルジックで、それも上記で書いたいい部類に入る、よく言うポストクラシカルの入門用としてもこれ以上ない良盤だと思います。つまりマックス・リヒターにもまたポストクラシカルにも、どちらにもここから入っていける、と言う以上、最良の選択にもなるような、言わば最高のコストパフォーマンスを発揮するもしかしたら万人にお勧めできるほどの最良盤ではないか、とさえ思います。まあ常にハイレベルなポストクラシカル系アーチストの、そのまたベスト盤が悪いはずがありません。筆者特有の?粗探しや難癖を付けようにも付けられませんでしたが、ただ、ピアニストかというくらいピアノ主体の音楽なので、その辺でもしかしたら、情緒過多とか陳腐にさえ思う人はいるかもしれません(視聴をどうぞ)。かく言う筆者も中には、いかにも映画音楽だな(実際サントラ曲多数)とか子守唄のように感じてしまう曲もあったということくらいは書かせてもらいます。ちなみにアナログLP、CD、ファイルなどメディアで内容が一部違うようです。

DISCOGS
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