liondance
このソロユニットも主な所はだいたいあってありがたいのですが、しかし彼(Tony Thorpe)が在籍していたロンドンの伝説的?ホワイトファンクバンド(Tony Thorpeは唯一の黒人ですが…)400 Blowsの音源はありがちな寄せ集めコンピで1曲ずつでしか聴けないという、その辺がボーダーラインなんだよなApple Musicは…と偉そうな感想をつい持ってしまいます。しかしまあ青春時代の友?ムーディーボーイズの主な所がこうやって家に居ながらにしてざっと聴けてしまうのは感謝です。ちなみになぜ表記がオルタナティブ表記?(名義)のThe Moody Boyzの方になってるのか?がマニアな筆者には気になりました。いや検索する時、一字でも間違えると予想変換でもAppleの場合出てこなかったりするのでその辺ちゃんとしてくれよと…

載ってる音源のレビューとしては、XL Recordingsからは衝撃的?デビューEP"Journey Into Dubland"やAウェザーオールによる傑作リミック入りの"Centre Of The World"やThe Black Dog Productionsとの傑作コラボ"Shango"等、何でもいいんですが(笑)筆者履歴から書いてしまうとThe KLF経由で知ったこの人はいかにもUKクラブミュージックという勝手なイメージ(まあ当たらずとも遠からず…)の人が、US(NY)クラブミュージック界の人たちTommy Musto & Frankie Bonesがリリース契約をして?自分たちのレーベルFourth Floorからリミクシーズリリースしてしまった本盤には少なからずショックを受けたものです。

それから30年近く経った現在聴いてしまうとさすがにかわいらしいくほのぼのとした牧歌的サウンドには聴こえてしまうのですが、しかし個人的気付きとして当時はFボーンズの方を神と崇めていたくらいの筆者は彼のB面ばかり聴いていたから気付けなかったのか又は当時からは多少大人になったのか、A面のTムストーによるいかにもNYディスコ界の真っただか中で育った人ならではの、やはりどこか華やかにしてラリーレヴァン等から受け継いだのかもしれないディープさとでも言えそうなものを感じる2バージョンの凄さと素晴らしさにやっと気付けたのは、Apple Musicのおかげなのでしょう。ああムーディーボーイズ原曲もジャングル崩れのブレイクビーツ調で愛おしい…ガイア!

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