半跏思惟像
前回更新からもう一ヶ月以上経ちましたか…一ヶ月早っ…年々早くなっていく気がするな…まあこの一ヶ月は超連休があったからだな!と思いたいね。なにもせんかったけど、なにもせんでも時は光陰矢の如しで関係なく過ぎていくのだな。そんなかんじでダラダラとかいてみようか。京都などにある(何寺かは知らない)半跏思惟像はやっぱり弥勒菩薩だったのかといま検索してみて思ったのだが、弥勒菩薩はそんな像の形状も含めてどうも女性のイメージがあるし、それはどこか暗黙の了解のようになっていると、あえて声に出して(書いて)みる。それはいいのだけど、その半跏思惟像的弥勒が女性器から血とオリモノを垂れ流しつつ降臨し罪にまみれた衆生を救う図はやはりシュール、そんなイメージが寝てたときかな浮かんだのでね、だって天空から陰血(&陰液)を撒き散らしながら猿のような衆生を救いに降りてくるんだよ。あの半跏思惟像のような印をくんだ形のまま降りてくる。救いに来るのかそれとも狩りに来るのか。その時その瞬間までわからない。我々は諸手を挙げている、弥勒菩薩が差し伸べた手がいつのまにか大鎌へと変わりそれらを切断し、慈悲に満ち半眼だった目は見開かれて眼力だけで衆生を焼き払っていく、いつしか半跏(半分あぐら)のまま高速で回転して撲殺で衆生を狩り出すんじゃないかと思う。降りてきたらね。それも一つの救いではないかな。私がそういう人間だから、そうなるのかな。


red
ロック史的に評価が確立しているアルバムを書くのはやっかいなんですが(笑)ロックとはなんぞや?とロック門外漢が思いつくのはこんなアルバムです。タイトル曲の一曲目からノイジーなギターと変拍子的な(実際には4/4拍子のような気もしますが音楽理論わかりません…)などでやはり筆者の思いつく所のブルースベースのロックの世界へ引き込まれるんですが、2曲めのバラード調(調や的なという表現をご容赦)からやはりハードロックな展開の曲調へという緩急のある展開もまたブルージーなロックという筆者先入観を満足させてくれる展開のあるアルバムという印象です。やっぱりロックはブルースベースだよな、と思わされるかっこいいロックなんですが、つまり筆者の中では前向きなロックというのはありえなく必ずと言っていいほどやさぐれててネガティブなエナジーを放出していて欲しい、という要求をやはり満足させてくれるバンドと本作だなと思わされます。そして"Starless"、どこかで見たコピーのプログレの挽歌というかもはやロックの挽歌とでも言えそうで、廃れゆくロックという文化の美学さえ感られるロック史に残る名曲でしょうか。中二病でもいいじゃない、私はロックには格好つけた中二病のままでいて欲しい。

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