べつにいらない前段なんだけど、まあ人の事ばかりではなんなので自前のやつでもたまには上げてみようかと。汚い部屋で汚い顔のハゲのおっさんがブツブツ文句いいながらゲームをしてる動画でも。誰もみたくないよな(笑)いや中でも言ってるけどインチキくさいマイクを買ったテスト動画ね。



これは隠れた名作では?と思ってるんですが、UKヒップホップでも、ある意味邪道というか恐らくコアな?特にアンダーグランドヒップホップマニヤのような人には全く受け付けないと思います。それ自体はUKらしいさだと思いますが音数のあまりに多さと、それよりもBPMが早すぎるせっかちなビートなのでその方面の方にはやはり全く論外の音楽かもしれません。もちろん本場?USのヒップホップにはこの手のサウンドは皆無というか存在すらしないと思います。なのでむしろ逆にUSには新鮮に響くのではないか?といまさら思うんですが、まあそれもこれもオリジナルリリースは四半世紀以上も前(1991)なので意味のない考えでした。蛇足かもしれませんがシングルでのリミキサーがベンチャップマンやノーマンクック(Fatboy Slim)というようなヒップホップでは邪道的な人達だったのもよくなかったのかもしれません(笑)また、この兄ちゃん(Silver Bullet)のラップのいわゆるスキル的なことはヒップホップ門外漢には分りませんが、それでも肌の色などの偏見もあってか、あまり黒くはない少し白人ラップぽいとさえ思います。しかし、個人的にこれは音数の多さによるメガミックスぽさと、やはりUKらしさかもしれないUKダブの影響という、コールドカットやジ・オーブなども連想させられるテイストを持って、さらにそれで貫かれているフルアルバムとして非常にレアな価値を持つ傑作だと思います。ゆえに今となってはなにか時代の隙間に埋もれてしまった、そういった意味で非常に残念かつとても勿体無いアルバムの気がします。ぜひ心ある方には発掘していただきたい。

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