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所用で目黒に行ったけど、駅前からしてなにもない所だな…と。中目黒は東横線や山手通り等の交通の要所のおかげでテナントビルや店舗が無数にある大都会だと思うのだけど、そこからせいぜい1kmくらいしか離れてないのになんだろあの荒涼感は(笑)住所も目黒区ではなく大崎なのもいけないな(ちな中目黒駅はちゃんと目黒区ね)。大崎も酷いからね(笑)いや駅近のオフィスビルには大企業等入ってるので人出はあるのだけど、駅からちょっと離れると荒涼とした工場や倉庫っぽくてしかも道とかいつも水たまりにゴミが散乱してたりして汚いからね。よくはしらないけど山手線エリアで言えば反対の駒込から西日暮里あたりとその上の赤羽(not山手線)のあのエリアの方がもっとすごいと思いけどね荒涼感は(笑)まあある意味ああいう荒涼感がまた東京という都会の一つの側面だと思うけどね。個人的にはそういう場所で生まれ育ったのでじつは郷愁感もあるんですが、もし万一自分に子供ができたらそういう場所では育てたくないな…人が多いより少ない所のほうが荒れるし汚くなるねえ。

このバンドというか兄弟ユニットのベスト盤とのこと、とりあえずジャケがなんとも堂々とした兄弟愛あふれるジャケというかホモホモしいというか…おかげでデビュー当初騒がれていたと思う男兄弟にしてホモで近親相姦というあれは何だったのかと言うような一種のイメージ戦略も、今となっては遠く懐かしく思い出されます。というこのベスト盤自体1995年リリースですが、そんな頃の初期アルバムから1〜2曲づつとコンピ参加曲(変わり種としてはThe Sabers Of Paradiseを彼らがリミックスした曲、完全にITN節のシネマトラックのようになってますが)等、言わば初期ITNへの入門書のような体裁だと思います。しかし既にその後の言わば中期(現役選手のようなので厳密には違うかもしれませんが)の作風であろう架空の映画のサウンドトラックかのような、いわゆるシアトリカルやシネマティックな風景を連想させるような作風の前兆は現れており、そんな雰囲気と初期から一貫した妙にドラマチックな雰囲気との相性は当然のように良く、やはりITNは初期が魅力的だったなと思わず懐古趣味に走ってしまいそうになります。どうも中期は上記のような作風でビートが弱く、まさに映画音楽の如くじつに当り障りのないムード音楽のようになってしまったので個人的には残念でした。もちろんそちらの方が好きだという人も多いのだろうと思いますが、初期ITNがジャンル的にはインダストリアルとして捉えられていたように、あのビート感があってこそITN!とやはり老人の懐古趣味が本作を聴いているとどうしても湧き出てきます。ITNはやはり1st「Twins」じゃないでしょうか…と。

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