ベスト・コレクション
筆者は日本のバンドやグループだからといって依怙贔屓のようなことはしないつもりですが、やはり一種の愛国心のような物なのか?世の中には日本人だからといって下駄を履かせる人も多いですね。一方では海外の優れて音楽性の高い音楽を聴きながらも、同じ耳で日本の似たような音楽を聴けばその違いは歴然としてると思うのですが、そこで下駄を履かせてしまう、日本人というだけで。不思議です。やはり一種の愛国心なのでしょうね、そうとしか筆者は理解できない、それならそれで納得です(笑)まず猿真似(全く模倣のないものは存在しないので)ではなく、少しでもそのバンドなりグループにしか出せない独特の雰囲気があり、この点は表現難しいのですが、なおかつ主にアレンジで同程度のレベルやクオリティになった時、初めて同じ土俵に立てる気がするのですが。それまでは幕下という正当な評価をしてあげる事こそが、いわゆる褒め殺しにしないという意味でもそのアーチストの為になると思ってますし、やはり依怙贔屓や贔屓の引き倒しなどはそのアーチストに対して失礼だと思うのですが、どうでしょうか。

このグループのベスト盤とのこと、ベスト盤も数あるグループだと思いますが、筆者購入理由は単純に曲数が多かったのと、この頃はまだギリギリ?なかったから幸いしたのかこれ以降のグループにはありがちなカラオケバージョンも未収だったのが大きいのですが、そんな事は全て吹っ飛んでしまうような全23曲、じつに陳腐な語句で申し訳ないですが、しかしそうとしか言えない珠玉の名曲群です。やはり脳死的表現で申し訳ない、全く文句の付けようもない。そんなベスト盤とはこうでなくてはならないと思えてくる盤ですが、それでもまず無理やり難を付けると、ヘンデルのメサイヤのコーラス部のカバーが唯一のクラシック曲ということで多少浮いている気がします。逆にいうとそれだけであとは完璧、あの曲もこの曲もみなここで聴けます。一曲も駄曲はないのですが、ここで分析めいた事も敢えてさせてもらうと、1979年解散という先入観のせいだと思いますが、やはり後期(CD後半)の曲が紙ふうせん、ハイファイセット、後もう一つ(は後期メンバー?後に加入の渡辺俊幸による「ハミング・バード」だそう、すみません)のそのどれかのサイドに偏った曲のようにも思え(聴こえ)、所謂音楽の方向性の違いゆえの必然だったのかな、などと思わされるのを蛇足ながら書かせてもらいます。じつは暗い曲調が多いグループだと思いますが、それがなぜ心洗われるような気分になるのか、現時点で筆者は解かりません。識者に教えていただきたいくらいです。フォークの方面は無知なのでわかりませんが、コーラスグループだとすると、カバーもしているサイモン&ガーファンクルやピーター・ポール&マリー辺りとタメを張れた、日本が世界に誇れたグループだった気がしますね。さらに全く余計な事ですが、エヴァンゲリオンの何作目かで「翼をください」が使われたときは吹いた後(笑)監督のシニカルで独特のセンスだなと思いましたね。まあ話と合ってたので使った部分も大きいのでしょうが。

DISCOGSなし