リリポちゃんやべえ。いやイラスト版はけっこうかわいいのだが、しかしきぐるみ版が酷い。目が古典的な少女漫画風なのだろうが大きすぎてバランスが変だろう。ヘルメット?から出ている前髪もやっつけで酷い。さすが神奈川県警、実際の事件で手一杯でゆるキャラには手が回らなかったという事だろうか。しかしピーガルくんだけではなにか不都合でも?ああ男女雇用機会均等法だからか(↑ニュースより)。でも神奈川県の県の花がやまゆりで英語で?リリーだというのが唯一勉強になったので良しとしようか。



ベストとは銘打っておきながら実のところ歴史的だと思う1st「Colonel Abrams」を曲順そのままにシングルカットされた曲の12"バージョンに差し替えているだけなのでそれら12"バージョン(+"Music Is The Answer"の12"バージョン!しかしどちらも名曲"Speculation"は何故かアルバムバージョンのみ)をボートラ収録している再発盤「Colonel Abrams」とどちらでも安く見つけられた方でいいのではないかと思うベスト盤なのですが、ただこっちにも何故か2nd「You And Me Equals Us」に収録"Runnning"+同2nd収録からシングルカットされた"How Soon We Forget"の12"バージョンもボーナス的に収録なので実はどちらで持っているか悩ましい所かもしれません。なにかどうでもいい概要的なことばかり書いているのは1stの偉大さを前には少し言葉を失うほどだからなのですが、やはり1stはプロトタイプのハウスからR&Bといったジャンルだけに限らず、言わばブラコンとしての歴史的に重要なターニングポイントとさえ言えそうで、具体的な曲調的には敢えてドラムマシンやシンセベース音などを丸出しのチープな打ち込みサウンドにソウルフルなボーカルが乗るといった、それらはもちろんエイブラムス大佐自身とプロデューサーであったティミーレジスフォードと盟友ボイドジャービスの功績が大きいと思うんですが、彼らによるこの時点でもコロンブスの玉子的なサウンドの名曲の数々が今の時点でも未だ上記のような正当な評価をされていない気がします。しかし今後ますますその発想の革新性が徐々に認知されていきそうな気もするほどと、今も聴きながらほれぼれとしてしまう傑作さ加減であります。

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