MysteriousTraveller
恐れ多くもウェザーリポートのおそらく名盤、まずロマンチックなタイトルとふさわしいジャケにうっとりとさえしてしまいますが、このイメージからするとSFも入ってるようなのですが音の印象はある意味極めてオーソドックスな王道のフュージョンと言うか、ジャズから派生してたフュージョンというのがこれほど良く理解できる音盤というのも無い気がしてくる、逆に言えばフュージョンと言うよりもジャズのアルバムなのだろうと思えるほどオーソドックスなサウンドではないでしょうか。どっちにしろ言い方が回りくどいのですが(笑)結局、吹奏楽器奏者のWショーターとキーボーディストのJザヴィヌルのバンドなのでしょうが、やはり門外漢が暴言を吐いてしまうと、正当なジャズの継承者的Wショーターの「ジャズ」と、そこへシンセを始めとしたエレクトリックな要素を大々的に持ち込んだJザヴィヌルによって正にフュージョンを起こしたバンドがウェザーリポートなのだろうとは思うのですが、本作(4th?)に於いてWRの第一期のピークを示しているとともに、暴言2かもしれませんがジャズの発展形の一つの完成形をも提示しているような名盤になるのだろうと思えてきます。さらに言えばもうジャズでもフュージョンでもどっちでもよい、ロマンチックな夢見心地のサウンドが聴けるアルバムでしょう。ところでこの後は例のJパストリアスや大物で言えばNマイケルウォルデンなどが参加していくようなのですが、もちろんそれら第二期、第三期?のWRも各々の良さやより発展形なのかもしれませんが、本作のようなロマンチックかつ正当なジャズがまだ感じることができるような、一種の高みは無くなったのではないでしょうか?とは、どうも演奏技術的なテクニカルな方向へ向かってしまった気が勝手にしているので。リスナー側もそういう視点で期待をしていった気もします。その辺、識者の方からご叱責いただければ幸いです。

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