sunspotactivity
NE氏のアンビエント期と言っていいのでしょうか、少なくとも本作はNE氏云々を抜きにしてもアンビエントとして傑作の部類だと思います。タイトルやジャケ通りアンビエントの題材?としては王道というよりもありふれた宇宙ネタで、やはりタイトル通りですが太陽の黒点やフレアの活動などについての人工衛星画像からインスパイアされた曲の数々のようです。ローマ数字で機銑将犬泙如統一感のあるスペースノイズとでも言えそうな曲ばかりなのですが、いわゆるホワイトノイズといった音楽性皆無のまさにノイズとはある意味似ても似つかない音楽性がある立派な音楽だと思います。ただし例えばはっきりとしたメロディーやコード進行や展開などがあるわけもなく、あくまでもわーとした正しくアンビエンスな雰囲気のみの音楽だとは思うのですが、アンビエントの傑作また王道などと書いたようにその手のジャンルのフルアルバムとしては傑作でしょうし、統一のイメージでこういった一枚のアルバムを作れてしまうNE氏の多才さにもやはり只者ではないなと思わされる作品ではないでしょうか。これも繰り返すようですが、やはりメロディーやコード進行などが入ってきてしまうと重力のようなものが発生する気がしますね。そんなイメージ通り浮世離れしたような浮遊感がじつに心地よいアルバムです。

DISCOGS