why
ディスチャージの1stとのこと。正直な所、リリースから35年近く経つ現代に聴くとただただやかましく何をそんなにがなり立ててるのか、と思ってしまうと言う所もあるのですが、この1980年代初頭はまだがなり立てる矛先のような物が世界中に存在してたのだろうと、でもよく考えると35年近く経った現代はこの頃と何が変わったのだろう、と社会派でもないのについ思ってしまったというのが聴いた感想です。しかし35年とは気が遠くなるような時間でもあり、やはり最も大きいのはインターネットの普及と技術的進歩であろうと思い、なにも新しいものや現代礼賛主義ではもちろんないんですが、それでも外出中にふと思い立って拳銃のデータをスマホにDLし仲間だけがアクセスできるプライベートなクラウドにULしてから家の3Dプリンターで拳銃を作れてしまうというような現在を当時の彼らが知るはずもなく、仮に知っていたとしたらこういった実に直接的(歌詞は英語なのでよくわかりませんが)で高速のロックンロールを演る気になっただろうか?とさえ思ってしまう、やかましく暑苦しく牧歌的な音楽として響いてきます。がなり立てる対象、矛先があるというのはこうも幸せだったのかと。純1stである前半10曲よりもCD化&再発時ボートラ収録された初期の3枚のEPの方が好きです。

DISCOGS