Mort Aux Vaches
あまり期待しないで聴いていたら割とよかった三者によるトリプリットアルバム(というのかな)のようです。知ってる人には言わずもがなでしょうが、オランダのStaalplaatの傘下でラジオ放送用のセッション音源を専門に出すレーベル、要はオランダにおけるBBC/Peel SessionsのようなレーベルMort Aux Vachesからのもちろんライブセッション音源のようです。なぜこの三者でトリプリットなのかは分からないんですが、Main(Loop解散後の実質リーダーのユニット)とWhite Winged Mothは各々15分の各1曲収録で後はFlying Saucer Attackによる言わば小曲の4曲という構成です。White Winged Mothは全く知らないから言うわけではないですが、正直面白くはないギターとエフェクターを使ってるだけのエクスペリメンタルで無視ですが、Mainの方がセッションにしては凝っている気がする長丁場でなかなか聴けます。FSAはこれも軽いセッションだとは思いますがFSA節なのか?空間的なので個人的には好みの音楽だったので、実質FSAのみでもこのアルバムはOKに思われます。そんな音はともかく、Mort Aux Vachesはたいてい暗い色で二〜三つ折りのジャケにそのままCDが挟まされてますが、これも三つ折りではありますが珍しいカラフルさで、宇宙戦争のジャケに引かれたジャケ買いでもあります。White Winged MothがFlying Saucer Attackにアタックされています。ちなみにNumberedで私のは731か738/1000でした。(手書きで1か8か判別不能。↓DISCOGSのは246番、ジャケや盤のデザインも見れます)

DISCOGS