XL1
この人のソロ作では3rdのようですね。いきなりですがとてもイイ。まずはだれでも知ってるような1曲目"Telephone Operator"で筆者もキャッチされてしまうんですが、結局この曲もまたこの人のソロはもしかしたら全てこういったコンセプトが根底にあるような気さえしますが、ディスコミュージックに限らずダンスミュージック自体の亜流と言うか、文字通りダンスミュージックに対してシニカルな視点を持ってダンスミュージックをクリエイトしてみる、とでも言うような音楽の気がしてます。本作も言ってしまえば全編亜流ディスコ〜ファンクとでも呼べそうな曲ばかりで、しかもそれが全て嘘っぽくないというかかなりダンサブルな本格的ダンスミュージックのフルアルバムになってしまっているという、やはりある意味の奇盤とさえ思ってしまいます。プロデューサーのMartin Rushentとの共同作業の成果ということも大きいのでしょうが、やはり元々ソロの出発点であったであろう上記コンセプトに対する氏自身の確信に満ちたブレや揺ぎのない自信による所の勝利のような気もしています。その結果の選択としてMartin Rushentだったのだろうと思いますし。もちろんBuzzcocksの時からの付き合いなのでお互いの考えが解かりすぎるほど解かっていた仲だったのでしょうが。

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