drink
このバンドの1stとのこと、知らない人はいないような筆者が勝手に言ってしまえば日本の80'sを代表するようなバンドによる、J-POPの元祖のような気が気のせいかしてくるアルバムでした。近田春夫のバックバンドBEEFというのがこのジューシィフルーツになったの事、なるほど、この1stも当然なのか近田氏によってプロデュースされているようです。と言いますか聴けば一発程度で分かってしまう、言うなれば近田節なのかもしれない、下手をするとバブルガムポップス、いやもしかしたらこのバンドがまさに氏のバブルガムポップス方面の嗜好性を意図して目指したのか、と思えるほど言ってしまうと日本のバブルガムポップスのような音楽に聴こえます。正直なところ鼻に付くほどの近田節、具体的に言えば敢えて軽薄短小をアピールとか、おちゃらけてるお調子者とか、時に陰で苦笑しているひねくれ者、などをやはりアピールされてるのをこちらが聴かされてるような印象を主に詞から次に軽いテクノポップ調のアレンジなどから私的には感じます。しかしセンスの悪い人がそういった雰囲気を無理に醸し出そうとするとほんとにどうしようもなくなってしまう所、近田氏はやはり天才的なハイセンスマンなのでしょう、全く嫌味にならないどころか、上記のようなバブルガムポップスとしてこれ以上ないほど効果的な言わばエッセンスのようになっている、と思わされます。ただ極々当たり前のようなことですが、いつでも聴きたいような音楽か?と問われたならば、相当元気のある時にその余力で聴きたい場合がある、しかしそういった時にはいっそう元気倍増にはなれるのかもしれない、とも思えるアルバムです。

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