burningthecandle
一説ではゴアトランス(サイケトランス?)のユニットとの説もあるカス&スライドの唯一のアルバムのようです。リリースが12年も前ということもあり、中ではトリップホップ調の曲が特に時代を感じさせますし、また本領の方であろうトランスの曲もさすがにもう単純に聴こえ、もしかしたらこの辺が一番古臭いとも思う人も中にはいるかもしれません。しかし、まずアルバムは個人的にはなかなかバラエティーにも富んでおり、肝心のトランス系曲はやはりもうテンプレートのようながらも、だからといってグルーヴ感がそれによって損なわれる訳ではない、とある意味良質なダンスミュージックの強靭さというか普遍性さえ教えられるような好盤ではないだろうか?と思います。いまいち上手くいえませんが(言い訳ですが)ダンスミュージックにとっての古臭さとは?と思わされたという事なんですが、結局的にはたとえばいわゆるフォークダンス(音楽)やもしかしたら太古の呪術的な音楽が伝承などの形で残っていてそれを再現した時、文字通りトランス状態となり踊り狂ってしまった人がもしいたとしたら、それはその人にとって古い新しいなどのレベルを超えて、まさにその時リアルタイムでイケてる最先端のような音楽だった、という事になるんではなかろうか?などとこのアルバムを聴いていたら思ったので日記的に記事にしてみました。そんな脱線は置いといても、本作はダンスミュージックとしてはやはり一級品かもしれません。前述のようにジャンル的なバラエティーさには富んでいながらも、それら全てのジャンルがその上のもっと大きなダンスミュージックというカテゴリーに収束していくような傑作ではないでしょうか。でも、ゴアトランスだとは個人的にどうしても思えませんでしたが(笑)この人たちがリミックスをしたアーチストにそっち系がいたからなんじゃないかと推測しました。

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