tumble
レコメンの数ある武闘派の一組?バイオタのそこからの3枚目の模様です。やはり書いておいて武闘派でイイのか分からなくなってますが、なにせ強者揃いのレコメン、というか全てが強者か…などと。それでもこのバンドというよりも米国芸術家集団ニーモニスツの中の舞踏(字が変わっとる)音楽面担当者達による音楽は、絵画担当班による絵なのかこのモワ〜としたジャケ画にもふさわしいような何ともアブストラクトで時にアヴァンギャルドな雰囲気の基本的にセッション音楽だと思います。おそらく、メンバーの誰か一人が大体音楽らしいフレーズ、場合によってはほとんどノイズのような音を何かの楽器またはガラクタ等で奏で始めたら、そこへその他メンバーが全くの即興的にセッションしていくという音楽なのではないでしょうか。つまりセッション前の下ごしらえの段階というかそういった時点では個人などで何らかの作曲等による準備(仕込み)は行われているかもしれませんが、その素材を軸にはしながらも、そこからどこへ向かって行くのだろうなどは多分メンバーの誰もが予想、予期せぬ展開になって行くような音楽なのだろう、と勝手に想像をめぐらせてます。これは誰にでも面白いだろうか?と思うと甚だ疑問ですが、要は何より演っている本人達が一番面白いのだろうとは少なくとも分かります。何故ならそんな事を言ってしまったら、おそらくほとんど全ての音楽と呼ばれる物はそういう物であろうとは思いますが、そう思うとこのバイオタはもちろん何も特別な存在も特別な事を行ってるのでもなく、例えば幼児の時に無為の状態で奏でたような音楽本来の楽しさをぐっと純化させることによって、まるで高純度のドラッグをやるにも似た、演奏するドラッグを単にやっているかもしれない、などと一層の想像の領域に入ってしまいます。まあ米国のそれも西海岸の前衛芸術家集団なので、やることは一通りやっているのでしょう。しかしこの3枚目は音楽的にかなりまともな物だと思われます。

DISCOGS