thecollection
この盤は一家に一台でしょう。正直あまり買う気にならないこのジャケをスルーしてしまっては本当にもったいないほどの氏のベスト盤のようです。1曲目の"Happy Talk"からしてあまりに有名すぎて触れたくないほどですが、名曲を舐めてるしょぼい脱力アレンジとけっこう真面目に歌ってるっぽい氏が逆に怖い、ある意味とんでもない奇曲のような気さえしてきます。続く1stではラストの"Croydon"を始めその後も全て、聴く者ばかりでない世の中を舐めてるような雰囲気を筆者はどうしても感じてしまう名曲ばかりだと思います。いや語弊があるかもしれません、本人はどういうつもりでやっているのか知る由もありませんし、また氏なりに真面目に人生に向き合った結果出来てきたような曲ばかりなのかもしれません。しかし筆者は聴く印象、あまりそうとは思えない。その辺のニュアンスを言葉で伝えるのは難しいので誤解しないでもらいたいのは、悪いことではないということでしょうか、繰り返しですがむしろあまりに真面目に人生と対峙した結果がこのような言ってしまえばふざけたようなコミカルな曲調だったのだとしたら、それは氏による軽やかな処世術の言わば秘術がここには隠されているというか、いやむしろそんな秘伝をこのようなCD一枚を聴くだけで学べるListening Learning Life CD、略して3LCDかもしれません。何が言いたかったと言うと冒頭に戻ります、一家に一台でしょう。

DISCOGS



(映画「南太平洋」から原曲。観てないのでこれどういう状況?なにか怖いのだけど)