exitentalism
ザ・ビートニクスの1stだそうです。まず正直、1981年という時代を感じます。奇しくもと言うよりも、必然的にかもしれない、YMOのピークの一つであろう代表作「BGM」「Technodelic」の2枚がなんと同年に発表されてます。まず高橋幸宏氏がその一方でこの鈴木慶一氏とのユニットにて、このように全編スタイリッシュな二人ならではなのかスノッブなという意味で紗に構えたりすかしたりしたようなテンションながらも、じつは熱いテンションも感じる傑作をいろんな意味(時間、労力、精神力、体力そしてたぶん一部金銭的に)でよく作り上げられたな、と私などは思ってしまいます。おそらく高橋氏としても、一つのピークを示した年だったのではないでしょうか。恐ろしい才能の爆発とまだ若かった?ゆえのある意味弾けるような若々しさかもしれません。しかしながらさすがに、今この時代に聴くと特に音色や、現実音からのサンプリング音(いわゆるサンプラーはもう使用されてたんでしょうか?調べてませんすみません)の手法等によるアレンジ辺り、コピーなどもされて使い回されたせいもあるのかもしれません、やはり30年以上の月日の流れは感じてしまいます。また、YMOの上記2枚とももちろん被る音や手法等も所々で聴かれます。しかしだからといって音楽の根幹であろう作曲がそれら言わば古臭さによって、多少印象は悪くなりながらも、完全に覆い隠されるわけがなく、もしかしたらユニット名も一部掛けてるのかもしれませんが(もちろん60年代アメリカの文学的ムーブメントも当然連想されますが→Wiki)、両者のルーツとして圧倒的であろうビートルズからの影響がどうしても出てきてしまっているような言ってしまえばポップス性が、このユニットならではかもしれないダブルでやって来るような様がやはり傑作たらしめた要素の一つではないでしょうか。そして高橋氏のスノッブな歌声もYMO以上に多いようなので存分に堪能できます。今更ながらまたくどいようですが大傑作なのでしょう。

DISCOGS