bestofbest
この方のベストのようです。とりあえずベタながらタイトル通りの内容じゃないかと、その他ベストも聴いていないのに思うのですが、というのはデビュー曲にして代表曲"異邦人"から始まり、結婚をきっかけにアーチストからプロテスト(クリスチャン)ソングの方へ転向したという久米小百合名義になるまで、久保田早紀名義としてはラストアルバム「夜の底は柔らかな幻」まで、つまり1st「夢語り」からその7thまでどうやら平均的に2曲づつ収録という、そういったバランスの良さからまずそう思います。なので年代を追ってこの人のアーチスト兼歌手としての成長や年代年代に作り歌った曲の変遷が分かるようですし、楽しめます。じつは筆者もそうなのですが、この人は"異邦人"の言ってしまえば一発屋と思われてるし言われる場合が多いと思ってたのですが、こういった年代順のベストを聴いていくと、それはとんでもない!という気がしてきます。詞は他の作詞家の物もありますが作曲は全て自分でしているというその曲自体が、その点では引きずっていると思われるのかもしれませんが、異邦人に顕著などこかオリエンタルやエキゾチックな香りが漂ってくるような主には旋律であり、それがこの人の強烈なオリジナルの部分でしょうし、この人の声は上手く言えませんが、曲によっては伸びがあまりないかもしれないと感じるにも関わらず、スーっと通って行きそしてアトモスフェリックに(曲)世界へ拡散していくようなとても素晴らしい声質との相性が、それは本人作&歌なので当たり前とも言えるのかもしれませんが、極端に言うとこの人以外の歌は認められないような、この人の為だけにある楽曲と思えてきます。とにかく、歌詞については他人作の物もありますし私的には歌詞内容は重視しないほうなので置いておいて、素晴らしい楽曲と歌声とそのハーモニーの妙がここにはあると思います。デビュー曲にてとんでもない超ヒットとなり、それゆえに外野である聴取者たちは「異邦人の久保田早紀」というレッテルを勝手に貼り、おそらくその事が自他共に呪縛のようになったのではと憶測しますが、しかしそんな外野はもう放っておいて自身はこのようにきっとのびのびとしたマイペースに戻って7thまで作って行ったという芸術家魂にも感服します。この人は真のアーチストの一人かもしれません。そして美人…