meshlace
モダンイングリッシュの1stだそうです。このバンドはあとLP&CDで2枚を持ってましたがLP「Ricochet Days」のほうはアナログ全処分際処分&CD「Pillow Lips」も何処かへいってしまいました。処分をしておいてなんですが「Ricochet Days」はまあまあだったと記憶しています、しかし「Pillow Lips」にはがっかりさせられた覚えがあります。そしてこの1stには文句の付けようもないほど、感動にも似た印象を持ちました。

買ったのは後の再発盤CDなので1曲目はシングルのA面曲から始まります。4ADからの前にも違うインディレーベルからシングルが1枚あったようですが4ADからはデビューシングルなので勢いこそ当たり前のようにありますが、さらにこの完成度には当時4ADのみならずこの曲を聴いた聴取者達はおそらく全員心を鷲づかみにされたであろうと想像しました。その後2〜9が本編LP「Mesh & Lace」ですが、本編A1であるCD2曲目はサウンドコラージュのように始まりそのままボーカルは無しで混沌の雰囲気のまま崩れていくような曲だと思いました。A1にこんな曲を持ってくるのはこの後自分たちが世間に与えるであろう衝撃をすでに分かっているかのような、強烈な自信からくる選曲だったのではと思えてきます。そしてその後怒涛のようにやってくるポストパンク系の曲の数々、しかし中にはポジパンとも言われる初期の彼らならではのポストパンクと言うよりもNWのような気がする彼らにしてはミドルテンポの曲を挟みつつ、またLPのB面では勢いのあるポストパンク系の曲で走り切るという所でしょうか。それだけではなく同時代のNWファンクやUKNWダブからの影響も受けたであろうテイストがポストパンク〜NW中でも所々で感じられます。そういった意味で、比べてよいのかは分かりませんが、言わば同期の桜ジョイディヴィジョンと似たニュアンスが大いにあると思います。しかし個人的にかもしれませんが、この1980年代初頭の時点では特に曲の密度(簡単に言うと完成度)という面では、圧倒的なほどこちらモダンイングリッシュの方、JDのみならず当時のこの手のポストパンク〜NW系バンドで、この1stに敵うような相手はおそらくいなかったはずです。

とんでもないアルバムですね。びっくりしました。そしてその後のボートラであるシングル曲の攻勢も凄い。B面曲でさえ、とてつもない鉄球の塊のような当時の彼らの勢いなので駄曲は一切ありません。どうでもイイ事ですが、ディスクユニオン新宿中古センターで11/9から廃盤系のセールに出てたブツだったようですが、これが、こんなブツが本日11/20まで残っているとはどういうことでしょうか?皆さんお持ちと言うことなんでしょうか?持ってないのにスルーした人はアホだと思います。そのおかげで当方が今日買うことができたのでその人たちに感謝です。

DISCOGS