wave
アントニオカルロスジョビンの「Wave(邦題「波」。なるほど、中古屋通いが唯一の趣味の筆者は何度も見かけるので、これは相当有名にして代表作のような作品じゃないかと思います。筆者が買った時のポップには「ボサノバの名盤」のように書かれてたと思います(うろ覚え)しかし門外漢である筆者的にはこれはボサノバになるのだろうか、もしかしたらあまりにもボサノバのプロトタイプすぎてもはやボサノバぽくないな…などと思ってしまいました。DISCOGSで見た邦盤LPの帯にはボサノバのボの字もなく、イージー・リスニング・ジャズとの表記、個人的にはそっちの方が腑に落ちる感じです。とはいえジャンル分け的なことはじつはどうでもよく、イージー・リスニングとの言葉を借りれば、ジャズの表記も余計なのではないか?と、要は例えば疲れているときに聴いていて気持ち良いか否かに関わってくるような音楽じゃなかろうか?それは音楽が持つ効用の重要な要素の一つではないだろうか、と抽象的になってしまいましたが思ったりします。それで十分な気もするんですが、どうでしょうか。

DISCOGS