doyoulikejapan
言い訳からさせてもらうと、今の疲労によるニア脳死状態では書かない方がよい気もするようなアルバムです。まあ今に限らず時々逃げ口上として用いる文句の「個人的には難しいアルバム」です、いやもっと正確に言うと評価を保留して置きたくなるアルバムでした。中西俊夫やCHIKAさんのプラスチックス組に加えて屋敷豪太やKUDO氏とものすごいような面子(しかし詳しくはなく)による中西氏がリーダー的であったろうプラスチックス解散後のユニットのようですが、まず一聴では基本的にプラスチックではないだろうか?と思いました。それにしても1982年にしてこの音は驚きに値し、具体的にはもちろん日本的ながらも欧米のNWやエレポップやファンク系統の音だと思いますが、やはりその日本的加工→消化なのか、聴いていても全く無理はしていないとでも言うか、ルーツはその辺にありながらも完全なほど自分達の物にしているので、今現在聴いていてもそれ故に古臭いとは思えない音になっている所にまず驚きます。それはおそらくアレンジ能力の高さにもよるのでしょう、その辺はとにかく当時もまた今もかもしれないハイセンスな連中はさすがだな、とだけ今は書けません(脳死ゆえに)。しかし、アマゾンレビューの人も一人書いてたようですが(もうろ覚え)やっぱりプラスチックスや、大きく関わったという桑原茂一によるスネークマンショーでの、あく抜きガス抜きばかりの役割音担当という風な佇まい、わかり難いと思うので(笑)肩の力が抜けまくっているような言わばセンス抜群で伊達な遊び人達風情から見ると、今となってはタイムリーになってしまう原子力などを取り上げてるせいもあるのでしょうが、どこか遊びの部分が少なくなっている印象を受けるアルバムではあります。やはりその辺なんでしょう、どこか生真面目な雰囲気が上記のような完璧に近いサウンドプロダクションによる音と、矛盾するようですがどこかマッチングしてない印象、もっと大げさに言うとズレや違和感にさえなっているような気が個人的にはしてしまうんです。やはりどっちつかずの評価保留的な傑作であろう本作へのレビューとなってしまいました。身も蓋もありませんが(笑)聴いてない人は実際に聴いてもらえば自ずと傑作であろうという事は分かるアルバムでもあると思います。

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