mullahsaid
なにか毒男ネタ連投のような気もするが(笑)世の中には見かけると応援したくなるカップルとそうではないカップルというものがある。前者は仮に好印象カップル、後者は当然バカップルだ。当たり前のようだか好印象カップルはなにか慎ましく見るからに幸せそうで見ているこちらまでその恩恵を被るような、稀かもしれないがありがたいような正のオーラを発している。これは少し偏見かもしれないが、そういうカップルはどうも文学青年風、多くは両者ともメガネまたは男子の方がメガネの場合が多い気がする。対して、バカップルは大概声がでかい、そして当然のように話してる内容が明らかにバカ。時にダー!やバー!などの擬音を多用しているせいもあるのか、内容がほとんど無い。まあ、普段はハイデガーについての考察をお互い交わしているカップルでたまたま運悪く私がそういったバカ話の瞬間に居合わせたのだ、と思いたいところだが、それはないなと思わせるのはやはりファッションであろう。好印象カップルは無駄な装飾がなくすっきりとしており大抵細身のシルエットだが、バカップルはなにかゴテゴテとした無駄な装飾が多く割合的にボワッバフッとした太めのシルエットで何より色がケバい。こんなんで長くなってもなんなので(笑)結論、どっちも嫌い。

ムスリム同胞団の方ではない完全白人による勘違いの擬似中東音楽、ムスリム師の膨大な量のアルバムの中のいったい何枚目になるのか本当に知る由もない一枚のアルバムです。当然徹底的にタイトルからジャケやインナーも英語ながらフォントはアラビア字体であるなど中東〜中近東にこだわった姿勢はいつも同じであり、人によっては音もどれもこれも同じと言う人もいるのは分かっています。しかしそこにある一人の男(故人)による頭の中で作られた言わば妄想中東音楽、それら同じようなアルバムを毎週一枚作っていたという、ある意味一人の男のマスターベーション行為に、少なくとも私は何か魅せられるものがあるのです。本作はいつもながら中東方面の何か会話等サンプリングやいつもよりは比較的目立つ飛び交う電子音に、やはりいつも通りの打ち込みによるタブラ的打楽器音や時にエレクトロやダブ的なリズムがベースとなっており、知っている作品群の中ではなんとなくジェントルな雰囲気、つまり大人しいながらも、ゆえに何か凄みや深い物さえ感じてしまう傑作かもしれません。師曰く「自分の信ずる道を行きなさい」
DISCOGS