spookhouse
以前2ndだと思う盤(DISCOGS情報より)を書いた私的にはけっこう謎のUKバンド、クロウリングケイオスのラストアルバムとの事。その2nd「The Gas Chair」は当時1982Factory Beneluxからもリリースされていたようなので、UK本国ではそれなりの知名度なのでしょうが、ここ日本ではどの程度の知名度なんでしょうか、私はもちろん当時のFactory Benelux盤ではなく、2003年再発盤(LTM傘下Boutiqueという所から)で見つけて買ったんですがFactory系の先輩〜同年代バンドの乱暴に言ってファクトリー調の陰鬱なポストパンク〜NWファンク〜NWダブといった所からの多大な影響は受けていながらも、しかしこのバンドならでは濃いオリジナリティのような部分にわりと感銘を受け、もう少し具体的に言うと様々な所からの影響はやはり大いに感じながらも、それらをどこか上手く消化しきれていない上に、自分たちなりの独自性を出そうとしている模様の部分には健気さゆえの愛おしさも感じたりしたバンドではあります。このラストアルバムと言われる盤も音源的には1987年という事で、上記2ndの印象と基本的には同じですが、バンド経験値を積んでいったのか、私的にはもう捨て曲は一切ないほどのやはり濃いい盤に感じます。DISCOGS総評価3.6には全く同意できませんが、このラストアルバムをライセンス再発したあっぱれなeetapesというレーベル自身によるレビュー(しかし微長英文につき読解半分)と評価5に手前味噌も感じつつその思い入れには大いに賛成したい。

DISCOGS