Returnof
今日初めて聴いたレンタルズの1st、結論から言いますと今聴く意味はわかりませんでした…けして悪くはない(笑)しかし印象だけで言うと淡白。曲自体「作曲+バンドへ編曲」辺りかな、は全く申し分もないほど優れた曲群と言えると思うんですが、通して聴いてもまた一曲だけを抜き出して聴いても、なにも引っかかるような所がないほど、変な言い方ですが右の耳から左の耳へ抜けていくほど、なにかなにも残らない曲調だなと思ってしまいました。しかしそれが彼らの狙いという意味で確信犯的曲調なのかもしれないとも思いました。1995年時点でどこか懐かしいニューウェイヴやエレポップ(テクノポップもかもしれない)をリバイバルする為にウィーザーを脱退してまで中心人物マットシャープ氏がしたかった音がこれだったのでしょうか、非常にずるい言い方ですが良くも悪くも淡白、これは意味のない事かもしれませんがおそらく100年後にはどう思われるのか、私は残ってない音楽じゃないかと思ってしまうんですが、一方で今から100年程前の音楽、チャールストンのような存在になっていればなっていたで面白いのかもしれないな、と変な感じでレビュー終わりです。

DISCOGS

Please Let That Be You