vivian&ondine
連休に挟まれた言わばGWの中休み?の平日ってなにか変な気分になりますね。なりません?なんとなくオフ気分が抜けきれず、しかし現実は普通にウイークデーとでもいうようなそのギャップがいけないような、しかし通常の精神状態とは少し遊離したフワフワ気分が滅多に味わえないという意味で貴重な3日間でしょう。それはイイんですけどやはり筆者も通常ローテーションではなにかかったるいのでアンビエントなど聴いて書いてしまうわけです。

以前にも一枚書いた覚えがある少し前までアンビエント界期待の星だった気もするWバシンスキー氏の何枚目かのようですね。今はなんとなくその評価も落ち着いてしまったというか、中古屋などの定盤くらいに落ちてる、そんな失速感が残念かつ「まだまだこんなもんじゃないだろう…」と過大かもしれない私的期待をしてしまう、やはりアンビエント界のまだルーキーだと思います。微妙な言い回しになってますが、まあアンビエントという言葉が出てきたのを恐れ多くも(いつもながら)筆者のような者がその歴史を紐解いてみますと、おそらくどこでも元祖と言われてるであろうその意味での創始者エリックサティ、しかし彼もまた同郷のラヴェルやドビュッシーなどのロマン派のモダンクラシックから影響を受けているわけであり、そのまた上記2名もどこからか(詳しくないのでというかモグリなので分からない)影響を受けているわけであり、そんな風に考えると切りはないのですが、とりあえず目先直近の創始者としてのサティによる、有名な家具の音楽と言われる、あってもなくても邪魔にならない文字通りアトモスフェリックな音楽、しかしそこから1世紀が経とうとしており、その間アンビエントと一言で言っても、アンビエントミュージックなどと呼ばれる遥か以前という意味でプロトタイプ(布石、定礎)になったと思うケージやライヒなどのミニマリスト達による延々の繰り返しのミニマリズムミュージックなどの定礎の上に(参考資料:エリック・サティ)、アンビエントシリーズの例の人や、1990年代の一つのムーブメントとしてブレイクしたと思う所謂アンビエント、NGかもしれませんが人で言えばAパターソンやRジェームスやミックスマスターモリス辺りになるでしょうか、そういった経緯を経て創始者から一世紀後の現在、一回りして来たかのようなサティが提唱した家具の音楽の正統なる後継者バシンスキーが出てきたのは、大げさには奇跡(軌跡かもしれない)のようなことにして、そう思うと感慨深いのではないでしょうか。

この美しい盤など聴いていても、ある意味その1世紀の総括をしているような、そうすると気が遠くなるような音楽かもしれません。じっさい音自体気が遠くなるような雰囲気を醸し出そうとしているようですが。まあそんな分析はべつにイイのだ、変な気分で書いてるので(笑)オンディーヌはギリシャ神話の海関係の?女神だそうですがヴィヴィアンは誰だかわからない。きっとあなたがくるのを今でも待っている、海辺の恋人なのでしょう。早く行ってあげてください。

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