perfectangel
ミニーリパートンの2nd、もちろん彼女のアルバム全てを聴いたわけではないですが(というか数枚程度)そのような中でもこの2ndが特別抜きに出ているというわけでもなく、しかし2位以下になるかと言うとそういうわけでもなく、それは何故なのかと思うと、代表曲にして永遠の朝アンセム"Lovin' You"が収録ということにやはり尽きるのではないか?とおそらくほとんどの人と同じように思っています。しかし、その他曲がその曲のおかげで隠れてしまうかというと全くそんな事はありません。レコ会社(もちろんMotown)との契約関係でもしバレてしまったら一大事ということで、なにか適当なEl Toro Negroという偽名を使いしかしプロデューサーと言っていい程にアレンジや演奏などでスティーヴィーワンダーが全面的に参加、という所がやはり大きな要因だと思いますが、Sワンダーに全く詳しくない筆者でもおそらく彼節だと思う陽の光の中に出るような、陽の光の暖かさとそして光を感じる事が嘘ではなく出来るアルバムではないでしょうか。その楽曲に乗るリパートンの声は、人生に対して常に前向きであったという筋金入りの姿勢で力強い説得力となって響いてきます。そういった意味で人柄というのは声に出るのだなと如実に分かるアルバムでもあります。陽の光と彼女の声から否が上にも感じられる、人生に対して前向きになりたい時は誰もが聴いたほうがよいのでは、とさえ思えるアルバムです。酷いジャケだったのは神様のいたずらでしょうか?かなり損をしてると思いますし、内容とあまりにかけ離れていると私は思います。しかしタイトルは31歳という夭逝してしまいながら、それまでに女キリストの如く悟りを開いてしまった彼女のその後の転生を予言しているかのようです。音楽って素晴らしいと間違いなく思えるアルバムの一枚です。

DISCOGS

Perfect Angel

Lovin' You