あいかわらず前段失礼、音楽ネタかぶりですが、最近衝撃を受けた歌謡曲、勉強不足でしらなかったなーこの曲。日本歌謡史に残るほどの大ヒット曲なので知ってる人も多いんでしょうけど、意味不明すぎる…作曲は中村八大で曲調自体はスウィング(ビッグバンド)ジャズ系統だと思うんですけど、歌の最初の方はまだ普通の歌詞でお宮に願かけるのはイイのだが…ジンジロゲ〜以降がある意味キ○ガイ…渡舟人?天才か、やっぱりキ○ガイ(笑)でもこれってどこかの言語なのかな。森山加代子さん名前くらいは聞いたことあってもやはり知識不足で知りませんでしたけど、他の曲もおもしろい感じなのでベストでも買いたいくらいなんだけど今アマゾンで見る限りではプレミアムで高いですね…巷で捜索&見つかったならば書きたい候補ですね。

SaharaElektrik
いやこのニコイチもアマゾンでは取り扱いなしで、各単体(分売)のアルバムもプレミアムなのですが…細かいことはさて置き、単純にたのしいアルバム。ドイツはベルリン拠点だったらしいデシデンテン、とりあえずはこれしか持ってない、でも一応2in1のアルバムのようです。一言で言えば似非アラブ音楽というか、本物のアラブ系〜アフリカ系ミュージシャンやボーカリスト達などを雇い、彼らの演奏や歌をある意味白人的に搾取して主にエレクトロニクスなエレメントを被せただけで自分たちの音楽にしてしまう、そう書くと危うい音楽の感じもしてしまいますが、しかしそれが成功しているのでしょう。中にはもろにアラブ音楽になってしまってるような曲もありますが、時に彼ら(ドイツ)と彼ら(アラブ、アフリカ)の幸せな結婚で優等遺伝子どうしが融合して生まれる美形で賢そうな音楽になってる気がする曲もあります。ただそこまで行かなくても、どこか崩れてしまっているような子(曲)の方にも、その部分ゆえの愛おしさというか、少し歪な部分にこそ面白みやもしかしたら美しさを感じるような人には、そちらの方の曲に聴くべき曲があるかもしれません。独断偏見をさせてもらうと、個人的にはプレワールドミュージック〜異形のワールドミュージックという範疇で言って、3ムスタファズ3(英国)、マークカミンズ(ケイミンズ、米国)辺りと同時代的にも共通点を多く感じる、やはり当時の似非エスノ(か似非エキゾチック)感覚を感じたい人は聴いてみてはと思いますし、後のワールドミュージックブームへもほんの少しかもしれませんが影を落としている(影響している)と思う、偉大な三者のような気もしています。もう一つ蛇足をすると、例のイーノ&バーンなどが行ったワールドミュージック実験のような生真面目さはあまり感じません。その軽やかさや遊び感覚がイイのですけど。

DISCOGS

Sultan Swing

Inshallah