anyotherwaytogo
今のような疲れてる時には暑苦しそうかと思ったが意外と聴けた盤でも。そんなので文章はテキトーになりそうなんですが、Godfather of Go-Goとの異名をもつチャックブラウンとそのバンドソウルサーチャーズ名義のいったいいつ頃の盤なのか、分からないんですが、基本Go-Goはライブだろうと思われ、これも当然のようにどこかのあまり広そうではない箱かもしれない所でのライブを収録してますね。これが非常に落ち着いたGo-Goで、一歩間違えばほとんどパブなどで売れないファンクバンドが演っているような音になりそうなんですが、さすが大御所たちということなのか、それが逆に大人な酒の席での余興以上に楽しめる、ゴージャスとすら言えるGo-Goとなってます。それも一応トラック分けはされてますが、ライブでは曲分けはされず、序盤、中盤、終盤+ボーナストラック的数曲といった4部構成くらいである意味ダラダラと続いていく所もまたイイ感じです。つまりほとんど気付かないうちに次の曲になっている感じです。上記の補足的なことを書くと、とかくGo-Goといえばいわゆるコール&レスポンスで熱く盛り上がる感じで、もちろん元気な時にはノリノリになれるんですが、こういった深夜の酒を傾ける時間帯などにはそっち系は全く似合いませんが、緩いファンクになっているこの盤はもはやGo-Goと言ってイイのか?とさえ思うほどレイドバックしたサウンドになってます。あまり名前を出したくなかったのですが(便宜上)トラブルファンクやE.U.などとはある意味全く別物の、やはり大御所ならではのこれもいやこれはGo-Goなんでしょう。

DISCOGS

Midnight Sun

Run Joe