dance&shake
個人的にはパトリックアダムスとグレッグカーマイケルといったプロデューサー達による肩の力を抜いた言わばお遊び的ディスコユニットという認識しかなかったのですが、どうもアマゾンなど見ると少しカルトが入ったB線?ファンクバンドKleeerのメンバーが何人かがそれ以前に参加していたということで、Kleeerの前身という見方もできるようです。しかし結局音は、当時1970年代後半〜末期のディスコカルチャーが成熟しきった頃のそんな熟れ少し崩れかけてるかもしれない、そういった意味では少し病んでるとさえ言えるのかもしれない、ディスコサウンドです。格好よろしいな〜電気関係とも言え、痺れます。同時代のシンセサイザー技術との同時代性というか、まあ簡単に言うとムーグやアープなどいかにも当時のシンセ丸出しの音が全面的に使われており、特にこのユニットの音の最大の特徴と言えるシンセのベンダーを使ったポルタメント奏法、いやそんな小難しいことでもなく単に弾いたフレーズがビブラート的にウニョウニョしてるサウンドがこれみよがしに使われてます(↓聴いてもらえば分かります)。いやほんと熟れた果実でしょうディスコミュージックの。1970年代までのディスコに限らずダンスミュージックカルチャーの一つの行き着いた先、結晶のような物がここにはあります。誰だったか「基本はディスコだろう」と言ってたのを思い出しました。ディスコはやっぱり深い。Dance And Shake Your Tambourine!歌って踊れればそれだけで幸せだな。誰かタンバリン持ってこい!

DISCOGS

Dance And Shake Your Tambourine

Sunshine