letmeshowyou
この人の1stのようです。まあこちらはいわゆるガラージクラシックスの"Last Night Changed It All"に目が釣られて買ってるところもあります、しかし今何度目かこの盤を聴き終わりLP時代の全9曲のみという潔い曲数ということもあるからかもしれませんが、言ってしまえばどれもこれも当時1970年代のソウルなのでしょう、その雰囲気で彩られているアルバム自体金字塔のような物ではないでしょうか。1曲目の(半)アルバムタイトル曲ののほほんとした雰囲気の中にもタイトル通りなのかYou Gotta Let Me Show You「Love」という言葉が控えめながら確実に隠されているというような女性ボーカルならではの切ない雰囲気が漂ってくる名曲から一気に持って行かれそうになります。ビートは飽くまでディスコ、それは自身のレーベルRed GregやSalsoul系統での看板アーチストを数多く手がけたグレッグカーマイケルが曲提供とプロデュースや、このCD再発の際は1976年のオリジナルバージョンではなく翌1977年にトムモールトンによるミックスダウン(リミックス)の音源を採用しているようなところなどから、いかにもと言うくらい伺えます。たしかに中にはディスコと言うよりもそれ以前のソウルと言ってしまったほうが適切な雰囲気の曲もあり、さすがに現代性という意味での説得力はもうないような時代を感じる曲はあります、しかしそれこそがむしろこの現代になくなってしまった物という意味で、存在価値がもしかしたら増しているのでは、と聴いていると思えてきます。つまりたまにはこういうまったりしっぽりしたようなソウルでうっとりする時もこの現代には必要では、と思う次第です。そうかと思えばすごくクールなディスコビートの曲が次に来たりと大げさに言うとめまいを覚えるほどのかっこよさです。ソファでチルアウトもきもちよく小躍りもできる機能性という意味でもとても優れたアルバムです。

DISCOGS

You Gotta Let Me Show You

Searching For Somebody Else