raptus
ある意味80'sのエレポップ等エレクトロニック音楽の派生を象徴するようなエレクトロ女子の人の1stになるようです。まずミニアルバムほどの全5曲30分弱の作品で、それもタイトルから見ると1曲の変奏曲で4曲ということのようで、なんとなくこの人の名刺代わり的アルバムのような気がします。ただ名刺となればその人の看板になるともいえ、ここではクレジットやインナーのわりと豊富な写真を見ると主にRolandのMC-4やCSQ-600などの言わば出来合いのシーケンサーで打ち込んだサウンドに、本人によるRoland(System 100M)やKorgの既製のシンセと歌や参加ミューシャン(ギタリストの夫やドラマー等)がそのシーケンスに合わせるような演奏行っているという類のサウンドです。DISCOGSクレジットをみるとAppleなどがスポンサーに付いたようですが、それらはどうやらこの後の話のようで、この時点ではやはりRoland、Korg、一部Moogのシンセとシーケンサーくらいでエレクトロニックな雰囲気を醸し出しているようです。30年以上も前の音楽ということで懐かしいどころかさすがに古臭さすら漂うのですが、当時の既製製品を駆使してやりたい事をしている、という気概のようなものは認めたいと思います。あとは美人という点もポイントに加算されるでしょうか。

DISCOGS

Psychoraptus (trailer)