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3ムスタファズ3の実質1stなんでしょうか、ある意味王道物じゃないかと思うんですが、だとしてもこのハチャメチャさやマニアックさは十分如何わしく、おそらく22世紀においても特異なアルバムという評価をされるのではないか、などと聴きながら思ってしまいます。ネット情報と私的想像も加えると、当初は音もそっち方面、またプロモーション的な戦略としてバルカン方面の無名の地元バンドがイギリスのレーベルに見出され、初期ワールドミュージックブームの一角を成したということじゃないかと思ってるんですが、その後実態はイギリスのミュージシャン達による、真面目で本気なお遊びバンドだったとのこと、なるほどそう言われれば、ホンモノではないどことない如何わしさはそこら辺から漂うのかと妙に納得したしだいです。それにバルカン方面という実にざっくりとした括りの内外にも飛び出す収録曲調の幅広さは、その方面に精通している人が聴けば一発でばれてしまうのだろうなと今思ったところです。当方の報盤のライナーノーツによるとチャンガラ(カリブ海ミュージック=ラテン)の6なども飛び出すということで、やはりとっ散らかってる印象や、やりたい事が多いのは分かるのですが詳しくない者でもこれは板に付いてないだろうと言いたくなるような実力以上に背伸びした曲なども見受けられますが、それでも、これだけワールドミュージック系ジャンルを横断するような曲群が曲毎に入れ替わり立ち代り繰り出されると、その様は圧巻ですらあります。やはりこのアルバムからワールドミュージック方面へ入って行った人も実は多いのではないか?と想像しているところです。だとすると、偉大なアルバムですね。

DISCOGS

Darling, Don't Say 'No'

Shouffi Rhirou