Anamnesis
才人ミックハリスのソロユニットのコンピのようです。まあメイン名義だと思うんですが、本来その名義の曲だったのか?という、一部(最初3曲)BBCセッションなども含めて、過去曲から良さそうなのをいくつか見繕ってCDアルバム化したようなシロモノじゃないでしょうか。言わずもがなかもしれませんが(一応レビュー上(笑)氏は元々エクストリームノイズテラーというハードコアパンクからナパームデスという元祖系スラッシュメタル〜グラインドコア方面経由で、人脈を広げていったのかジョンゾーン関係ではPainkiller、ビルラズウェル関係ではPraxisなどというバンドにもいくつか参加していたようですが、それらを経た上でこの現役名義であるスコーンでは氏独自だと思うアンビエントやダブテイストがある少しクラブ音楽寄りの作風に現在も落ち着いているというのは、興味深いと言えます。やはり氏の恐らくほぼ出発点であろうハードコアパンクや高速スラッシュメタル時代からこの音に至ったとは俄かに信じがたいですが、そこここに金属的にヘビーな感触のある部分辺りに遺影のネガフィルムのような、しかし拭いきれない烙印のような物を感じなくもないです。

DISCOGS

Almost Human

State Of That