おおふり
なにかに打ち込む青春とはなんであれ美しいものだ、と打ち込んでこなかった筆者にも思わせてくれる「おおきく振りかぶって」を精読中。まあまだ5巻かな全20巻中の(笑)その漫画の内容はともかく、やっぱり未経験だった経験を追体験させてくれる、できる漫画やもちろん本とは便利だし、すばらしい物だね。ほんとにそう思う。さらに優れた漫画や書物は作者の能力を超えて、読者の想像力というテコやスイングバイを経て飛躍し、多くの人が同じように感じるような普遍性を獲得しますね。これもすごい事なんじゃないか?それは言うなれば作者や読者などの誰の物でもなくなり人類の財産のような物。まあそんなレベルに達する物もそうは多くないと思うけど、しかし他の人がどう言おうが各人でそういう物も人それぞれに存在し、つまり自分の波長にばっちりと合うというような物も世界のどこかにはあるかまたは既に出会っているわけで、そこら辺も考えていくと(めんどくさくなってきた)神秘的ですらあるね、その出会いがね。結局それに出会うんだろうからね。

dynamica
謎コンピですが、どうやらドイツのおそらく知る人ぞ知る1990年代活躍したいわゆるインダストリアル〜EBM〜ニュービート辺り専門レーベルMachineryと傘下Dynamica所属(か契約リリース)したアーチスト達によるレーベルコンピのようです。とりあえず、これはCDコンピのみのようですが便宜上アナログで言えば、A面にあたる前半5曲は基本的に(もちろん両レーベルまたがっているアーチストもいますので)子レーベルDynamicaの方からセレクトしているようですが、どうも中途半端で例えればミニストリーやゴッドフレッシュ辺りの単純なフォロワー達という、各一曲のみなのでその曲だけで判断するのは危険ですが、そのように思いました。やはり単純ですし正直今聴くとさすがに厳しい曲ばかりです。しかし言わばB面にあたる後半、親レーベルMachineryの方がさすが親なのか、所属Dance Or Dieによるこの曲だけの名義らしいDo Or Dieのゴスっぽい低音♂ボーカルとバックもスローテンポの打ち込みがシスターズオブマーシーを連想させるような曲から、フォロワー的には違いながらも前半のクオリティよりは少し上がっている気がしてきて、The Digital Oceanによるレイヴっぽいトランシーさが今となってはダサかっこいい気がした曲や、Traumaによるビートレスという意味でのアンビエントやDAFばりのハンマービートの曲とラストは縦ノリがいかにも白人インダストリアルな雰囲気の曲まで、後半が圧倒的によいです。ただまあ、今クラウドコンピューティングの時代にこういう音に需要があるのか?とは思います。そんな古き良きアナクロデジタル音楽かもしれません。

DISCOGS

Omen