sitting
いや日曜の夜を満喫で過ごすのもオツなもんです。明日から普通は忙しいウィークデーが始まるというに、逆行するようなこの背信行為の背徳感(笑)街中もさすがに客が少なくなるので店屋も早仕舞いしており、深夜まで騒がしい週末とは一転、静かなもんです。満喫では日本人よりも観光目的のセネガル人や韓国人のような深夜に遠慮のない外人達の会話が聞こえてきて多国籍感も満喫。筆者はといえばやっとたどり着いた「さよなら絶望先生」最終話に軽くショックを受ける始末(ネタバレ無し)。少し遊離している…いやこれとて同じちっぽけな惑星の上で起こっているささいな幸せか。よく夢に出てくる肉塊が転がっている汚い便所もお花畑へのピクニックも俯瞰してみれば同じような所なのだ。結局我々全員お釈迦様の手のひらで遊ばれている猿なのかもしれない。

ギャングウェイは好きかもしれない…時には甘ったるいとさえ言えるベタベタなポップス感ながらも、それをなんの恥じらいもなくストレートに次々と繰り出してくる様の潔さよ。しかもメロディーメイカーとさえ言えるキャッチーさ、これは紛れもない才能と言わざるを得ないだろう。アレンジもよく装飾している、特に好みはコード進行にあるかもしれない。やはり人を引き込むことをよく分かっている確信犯のドラマチックなコード進行、それをある時はしつこいまでに繰り返していく、それは自らの才能が多くの人の心を引き付けるという自信があって出来ることなのではないか?これはどうやら同タイトルの2ndと1stのアコースティックだった楽曲をよりゴージャスなアレンジで仕立て直した、上記のように自慢の楽曲を自信に満ちたアレンジで聴ける3rdだ。デンマーク人たちによる至宝のような良曲の数々が、信じられないようなジャケで大変損をしている。

DISCOGS

My Girl And Me