jpi-7041_1
横森良造先生のご冥福をお祈りします。関係はないんですが、いやこういった何々といえば何々さん!というような何かに突出した人がなんとなく最近すくなくなってね?と思ったんだ。ネット社会の溢れるような情報量による物凄い情報量を持ったモンスターのようなマルチタレント、アーチスト、文化人などはこの時代出てきてるのだが、一芸に秀でた人ってそのお陰でもしかしたら出難くなっているんじゃないだろうかね。深く広くならイイんですけど、なんとなく浅く広くという感じがするな。薄くのばされた液体のような、万能的なのかもしれんけど、やっぱり突出したようなアクの強い天才って悲しいかないなくなってきてる気がしたのでね。


disengage
Jim O'Rourkeが名門Staalplaatと提携先Korm Plasticsから出したCD2枚組の大作。傑作とも言いたいところですが、これには一般受けするようなポップス性はほとんど感じられないので、そう言うには抵抗を感じます。そんな彼流ドローンの1枚目、それでもドローンとしては饒舌な気がする、基本の通奏音の上で様々な時にアコースティック、大体は電子音的エレメントが飛び交います。そのように3曲をまとめてしまうのは少し乱暴かもしれないほど、一口にドローンとはいえ、3曲ともバラエティーに富んでいるのは彼の幅広な才能を感じさせます。2枚目もドローンと言ってしまえば簡単なんですが、違いを言うならば、より電子音楽寄りでしょうか。言うなればBrian Enoが始めた系統のいわゆるアンビエントミュージックのこの時点(1990年代初頭)における最新モデルといった印象も持ちます。↑アマゾンレビューに負けました(笑)その通り。

DISCOGS

A Young Person's Guide To Drowning