Walpurgis
まあいわゆる辺境サイケまたはプログレでしょうか、スイスのバンドなんですね、ネットでちらっと見た限りではB,C級どころかD級以降というような世界的評価の印象です。まずこの手の好き者やそれなりにロックを掘って聴いて行ったおじさん達(笑)にはそれなりの知名度もあるようですが、それはやはり極一部の好き者=ロックフリークス達であって、間違っても、そうですね他に思い浮かびませんが(笑)いきものがかりのファンは手を出さない方が無難なしろものでしょう。いきものがかりはロックなのか?はさておき、こっちの方に筆者は「ロック」を感じます。まず気怠い、これ重要(笑)そんなブルースからの流れのサイケデリックが基調で、ラストなどは完全にブルースです。時代は1969年ですか、サイケデリックロックも恐らくピークを終え、下り坂に入っていた時代なのではないか?と無根拠で思いますが、そんなサイケロックの熟れた果実のごとき成熟を感じ、またディープパープルではないですが妖しい煙でモヤっとしているような光景が針を落とした瞬間から感じられるかのようです。私的には昭和も感じますね。同時代日本でもサイケデリックカルチャーは海外と同時進行にあったわけで、いまいち伝わらないような気がしますが、例えばデビルマン(1972)のサバトシーンなどでサイケ調の極彩色に着飾った男女(女は超ミニかパンタロン、あと男女ともにレイバンなどのでかいサングラスなどしてそう(笑)が髪を振り乱してゴーゴーを踊る時にかかってそうな音楽じゃないでしょうか。オリジナルはアニマルズですが個人的にはサンタエスメラルダのほうに馴染みがある「悲しき願い(Don't Let Me Be Misunderstood)」をカバーしてる辺り、それはあまり好きにはなれませんが、いかにもと思いました。まあその辺り、日本では昭和だったという当時の同時代性を感じますね。純粋にイイアルバムですよこれ。個人的にはB級くらいにしてあげたいですね。言い忘れ…HRギーガーによるジャケも悪趣味で秀逸です。まあ彼も今となっては前時代の人という感じですが…

サバトDISCOGS

Repent Walpurgis

The Peddle