sandsof暇なので芸能ネタに乗ってみようか、ほとんど知らないのだがAKB48から前田さんという人が卒業するとの事、それはこの時期卒業シーズンだからなのだろうか、またどこから卒業してどこに進学または就職するというのか、恐らくAKB48という看板グループから去ったならばその時点で前田さんはニートになってしまうのではないか?と全く外野の他人事ながら心配している。まあ画像を見る限りアイドルグループ所属だけにかなりかわいいようなので、それだけでどこの世界でも潰しはきくのだろうが、しかしその業界では元のような脚光を浴びることは出てしまった以上、ぐっと少なくなるであろう。なんというかアイドル産業とは基本的に大昔から変わらず結局消耗品として一人の人間を扱うのを見せる商売なのだな、と再確認するに至る。プロデューサー等上層部の大人たちの思うがままに少女達が操られているのを見るのはあまり愉快な事ではないな。夢を売る商売とは、言い得て妙である。

sandsof
武士道の1st「中嶋の砂」です。べつに独自に日本語化することもないんですが、実際、これといって何が武士道なのか?また日本情緒は全く感じないバンドだと思います。それどころか一部タイトルにもありますが、どこかの民族音楽のようなサンプルなどは飛び出し、まあ簡単に言えば勘違いのエキゾチシズムとでも言うか、その語源通り、彼ら白人達にとってみればその他有色人種達の文化に対する差別的ニュアンスも意識のどこかには必ずあるはずなので、そんな一種の差別意識と共にコインの裏表のように憧れも存在しているという、危ういアイデンティティを持ったバンド(名)とアルバムタイトルかしれません。音は意外とバラエティに富んでる一言では言い難いものですが、そこを無理に言ってしまうと、ゴスまではいかないまでもダウナーなNWバンドサウンドと、サンプリングコラージュによるノイズなどもあるエレポップ崩れとが融合したような音でしょうか、やはり表現が難しいです。ただそんな中でも特にダウナーな雰囲気を持った曲調にはおっと思ってしまう求心力がある曲もちらほらあり、バンドメンバー写真(DISCOGS参照)などから受ける印象ではどこか冴えない若者達による、でも自分達がやりたい音楽をやってるだけ、という部分辺りには健気さと愛おしさを感じます。実際純粋な連中なのでしょう。

DISCOGS(試聴)