ガスト
はじめて入った渋谷宇田川町のガスト、汚ねえ〜入ってるビルもいかにも渋谷の繁華街の商業用テナントビルという感じでもちろん1Fは黒っぽい鏡(ブラックミラー?)ばりでそこにはテレクラ等ビラがベタベタと貼ってあり、その時点で2Fにあるガストに入る気すらなくすんですが(笑)なぜか15時くらいに歩き疲れて小腹も減り「もうここでええわ…」と。中は中で禁煙席のほうがごく少数で、私は吸わないんですけど、これまたなぜか?というか禁煙席があまりにせまっこかったので喫煙席の方へ、そしたら空気悪い〜これは受動喫煙で死ぬかもしれんな…と一瞬思った。そんなガスってる中、その時間、人々はなにやってるんだろうねえ?まあ社会人ぽい人はほとんどいませんでしたけど、やっぱりギャルね。暇なんだろね…109等でお買い物後、私みたいに小腹が減って女子だけでだべってるって連中が80%くらいかな、あとは男子同士、カップルも各一組ずつ発見、でも圧倒的にギャル軍団の中、おっさんのお一人様はもちろん筆者のみ。浮いてるというか、もうそんなのは誰も気にもせず、ギャル達は買い物のことなどで話に花を咲かせていましたよ。ああやってみな年を取っておばちゃんになっていくのだろうね(笑)とりあえず、今後の為にたばこだけはやめとけ…

In the Wake of Poseidon: 30th Anniversary Edition
どういうわけかキングクリムゾンの2ndのようです。まずは装丁、見開きジャケで感触はつるっとした豪華な手触りだと思うんですが、ただ淡い色のイラスト風絵画には不気味な雰囲気もあるのでこの時点で好き嫌いはっきり分かれてしまうかもしれません。筆者的には開いて部屋の上の方の棚に飾りたいくらい美しい物だと思いました。そして内容、うーんこれは難しい…キングクリムゾン門外漢にはこの2ndがファンなどの間でどういった位置にあるのか、とは言えそれはファンでももちろん十人十色だとは思いますが、ただ、最高傑作!に上げる人はいるのだろうか?などと思ってしまいました。後にEL&PとなるグレックレイクのVo.は1st同様ここでも時にメランコリックに響き、その辺りが炸裂している曲にはぐっと胸に迫る物すらありますし、またB面の3楽章からなる"The Devil's Triangle"はいかにもこの頃のプログレという気が(素人には)する、展開がドラマチックでありシンフォニックだとすら思うセッション辺りにはこれぞ70'sロックなどと思います。ただ、なにかこう…2012年に聴いてるからなのかもしれませんが、インパクトに欠けるというか(笑)1stでのあまりに有名な一発目"21世紀の精神異常者"のようなキャッチーさが圧倒的にこの2ndには欠けてる気がするのですが、それは彼らが意識的にそのようなヒットさえできる曲を敢えて外して制作したような気もし、これはこれでこういうアルバムなのだろうと思うと、納得がいくというか(笑)その姿勢はかっこいいように思えてきます。一言で言ってしまうと彼らのアルバム中では地味な方ではないでしょうか?どインパクトの1stと比べてしまうこと自体、無理があるのかもしれませんが、しかし1stと2ndのギャップが激しい…故にやはりこれは確信犯の念が消えません。結局これを最高傑作に上げる人もあまりいないという思いは変わりませんが、ある意味彼らのナイーヴさが出ているこの2ndを愛してやまない、というファン〜マニアはいそうな気はしてきました。というわけで筆者的にも美麗ジャケもひっくるめて愛おしいような気がしてきたアルバムです。プログレファン&マニアの方、こんなレビューで申し訳ない。

DISCOGS

In The Wake Of Poseidon

The Devil's Triangle