Simple Man
まったく関係の無い時事大ネタで恐縮ですが、死刑からはほとんど何も生み出されないと思ってるので、例の事件もああまたか、これで一件落着って、大岡越前か…と思ってしまうんですよね。もちろん死刑制度の意義は一番大きいのが被害者遺族の精神的救済と社会的見せしめ(犯罪抑止)辺りと、またなんとなく説得力のある、目には目を死には死をという実は単純かつ野蛮な考え方をする人達も現実にいるから存在してるのでしょうが、その為に、また殺人を犯していいのだろうか、とこういう事件の度に思うのですよ。もちろん賛否両論どころかもしかしたら人類永遠の命題というくらい難しい問題なので私的独断など出来ようもありませんが、しかし一見解を述べさせてもらうと、犯罪者だって厳密な意味で、とはDNAレベルでの欠陥的嗜虐性も含めて、そんな犯罪をしたくてしてるわけではないと思い、情緒的には生まれた時は誰しも希望を持って迎えられ本人もそのような末路が待っているとは夢にも思わないわけで、そこへと向かわせるなんらかのイレギュラーな要因がいくつも重なり、止むを得ず犯罪を犯してしまうはずだ、と信じたいんですね。それは単純に言うと性善説、になると思うんですが、としたら、そんな元は性善であるはずの人間を将来更生の機会をその場で抹殺してしまう権利を一体誰が持ってるのだろうか、ということになるはずなんですが。また被告としても生きて悔い罪を償うということは、死んでた方がまし…というほど厳しい道だと思いますが。長くうざくなりそうなので、結局世の中とは不条理や理不尽などという生ぬるい言葉以上で、誰でも犯罪者になり得るし、そうならないように日々ビクビクしながら生きていくしかないと思ったりもします。いやほんと神も仏もないですよ。

そんなこと考えながら聞いてたら「gogleman、そんなことはないよ」と非常にしみたので。とはウソでしばらく前から「書け、書け」とこのジャケがうるさいので、クラウスノミの2ndでしたか。なんとオリジナルアルバム(ライブ盤など抜き)は純粋に2枚しかないのにベストの方が多いという、それだけコアかつカルトな人気を未だに持ってる人だと思いますが、音楽自体はどれもこれも聴きやすいオペラや、他人のカバーも多いので、ポップスやエレポップ等ですか。基本的にバックは当時の打ち込みがメインだと思い、エレポップといっても相当チープな印象で、また私的にはロックはほとんど感じない音です。彼流の本格的オペラの曲においても、後ろはチープな打ち込みサウンドだったりしますね。もしかしたらその点でも好き嫌いも分かれるかもしれませんが、やっぱり彼のいっちゃってるオペラ歌唱法がキワモノ的に扱われてしまった一番の要因なのかもしれませんね。しかしそれはもう過去の話で、この2010年代にはすんなり普通の音楽として認められてもイイんじゃないかと、思うのですよ。いわゆる時代がやっと彼に追いついた気もするんですけど、気のせいですかね。凄いポップスだと思いますよ。

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