フー・ファイターズ
けっこういるタイプの人シリーズ(?)まあ大概、人は自分が知っている知識や事は自分が一番最初に知り、他の人達はそれに続いて知ることとなる、と考えがちだと思うのですが、言い換えると自分だけがそれらを昔から知っており他の人達が知る頃には「今更?もう飽きたな…」と悦に入ってたりするわけです。またそういう人は最近知ったような事について他の人が知ってたりすると「へーよく知ってるね〜」と上から目線の発言をしやすい、そこら辺の行動でそのタイプの人かどうか大抵分かる。そういう人を見かけるたび、「おまえが知ってるようなことは、もう周りの全員知ってることなのだよ」と言いたくてうずうずしますね。なんというこの美しい二律背反(笑)結局自分をどれだけ客観視できるか、その辺にバカさ指数は関わってきますね。

3月に来日公演するらしいフーファイターズの1stです。こういう印象がじつは一番当たってると思うので、まず一聴、ほとんど引っ掛かり(フック)のないという意味で素直なアメリカンオルタナティヴロックという印象です。そこはやはりどうしても前バンドのニルヴァーナと比較をし、言うなればその点で粗を探そうとしている自分がいるのですが、シングルの"This Is A Call"、"I'll Stick Around"等のハードめのグランジナンバーはもろに、また後半では"For All The Cows"のブルース調からまたハードなグランジ調へと曲調が変わる躁鬱的なナンバー辺りには、後期のKコバーンの不安定な精神状態が出ていた頃のニルヴァーナのナンバーに通じるものは感じます。しかし それら以外は、もちろん同じ米国ロックというじつに広いカテゴリー内なので共通点はいくつもありますが、それでもこれは恐らくDグロールが昔から(芸暦は長そうな人なので)やりたかった割りとストレートなロックなのだろう、と思えてくるデビュー作でしょうか。まあなにはともあれ、こういう印象も大事だと思う(笑)デビュー作とは大概気持ちのよいものです。

DISCOGS

Big Me

For All The Cows