Stations Of The Crass
恐らくクラス初期の大作にして代表作です。これの次に日本盤まで出たので有名だと思う「Penis Envy」が出ることになると思うんですが、どうやらその間は2年近くあり彼らの事なのでギグは精力的だったろうし、シングルなども数枚リリースしていたようですね。ゆえに早くも成熟期であったろうし、上記のような事なので鳴り物入りで発表されたと思う「Penis Envy」を最高傑作にあげる人もいるのではと想像しますが、しかし筆者的には、そのような経緯を経たことにより幾分洗練された「Penis Envy」は、彼らの怒りを買うような表現をすると、何か商品臭い気がしているのです。対してLPでは2枚組にまさに初期衝動的にレパートリーをぶち込んだタイトルどおりだと思うこの「Stations Of The Crass」こそが、彼らの一貫した姿勢であろう反戦と、資本主義に対する絶え間ない攻撃が繰り出されているという意味で、彼らの最も本質的な作品ではないだろうかと幾分門外漢ながらも思ってる次第です。まあこんな私が30年以上も経ち傑作として確立されてるこの作品について、今時ここで再評価するまでもないのか、と後悔半分で書いとります。「Penis Envy」より「Stations Of The Crass」というのはファン間では今更口に出していうまでも無い暗黙の了解なのでは、と、これも想像です。ちなみに現行のCD版(The Crassical Collectionという物↑画像先)ではLPのD面のライブ音源がカットされて代わりにピールセッションが入ってます。ジャケもCDのやつは全然ダメですね…なので↑画像はLPの方です。

DISCOGS(試聴)