Hole in the Heart
ラムレーの入手困難(というか作品全てそうですが)な曲のコンピレーションです。主に自分達のレーベルBroken Flagからカセットテープとしてリリースしてた曲が中心ですが、他には参加したコンピ「Never Say When」と「Otherness」という物から一曲ずつ収録です。今となってはパワーエレクトロニクス大御所の初期作品集ですが、この頃は既に大御所だったホワイトハウスの亜流、もっと悪く言うとパクリと言われてた不遇の時代だったと思います。たしかにホワイトハウスも単純ですが、こちらもディストーションやフィードバックエレキと、恐らくシンセかその音源ユニット部分だけを抜き出したようなガラクタ同然の発信機をグルグリとやっている音+エフェクターかけまくりの声、くらいで出来ている単純な音楽だと思います。しかしそんな喪失感とでも言うか、そこへ賭ける青春の健気な様子と言うか、そんな図が聴いていると見えてくるようで愛おしさすら感じます。コンピタイトルが良く表してると思いますが、それは純文学にも通じるような感覚です。思春期に聴いたらあまり良くない影響を受けると思う、というか思春期向き。

DISCOGS

Do Not Come Near

Product Of Fear