repeats
プレイドの二人+マークブルーム+デイブヒルによるユニットRepeatのアルバムです。面子から言うと当時1990年代中頃、勢いのあったUKピュアテクノの仲間達による夢のユニットというRepeatですが、DISCOGSの人も一部書いているように、ある程度UKピュアテクノを当時掘っていた人々くらいにしか知られていないユニットだったと思います。全く同内容の2枚組LPとCDでリリースされてましたが(両方持ってますが…)特にここ日本ではそれほど出回らなかった印象で入手も当時から多少難しかったと思います。内容は全くもって当時のUKピュアテクノですが、仲間とは言えやはりアクが強そうなこの4人なので、主にプレイド側とマークブルーム+デイブヒル(二人のコラボユニットも多数あります)側の主導権のせめぎ合いなのか幾分両者のテイストが噛み合っていない少しぎくしゃくしたような曲も存在します。やはりアクの強い人達によるコラボはその相乗効果がよい方に出た時は爆発的なエネルギーを発揮しますが、そういう例は極まれでたいてい主導権争いかまたはお互いに遠慮したように小さくまとまってしまう場合が多い気がします。やはりよほどのファンかマニアかコレクターぐらいにしか楽しめないのではないかと思いますが、しかしそのような先入観など全くない状態で聴けて、好きになる人もいるかもしれないとも思います。ピュアテクノへの先入観がなまじあるからに、無意識的にせよ批評的精神で聴いてしまう不幸、というのも存在するかもしれませんので。ただピュアテクノのアーカイヴスの一枚には違いないと思います。

DISCOGS

Lilt-A

Hurricane Felix

Deathbed Visions