Static & Silence
くだらない考察でも(笑)いや最近思ったことなんですが、私的にはあまりお友達になりたくはない所謂オタク系の人々って、なのであまり詳しくも知らないしもちろん知りたくもないながらも気になるのは、イメージ的にネチネチウジウジしてるイメージながら妙にマッチョなマンガ&アニメ&ゲームを憧れなのか好む場合がありますね。学園ものでもヤンキーものやスポコンものなど、みるからに彼らとは真逆の世界を学生時代経験してこなかっただけにやっぱどこかで憧れてるんでしょうな。そんな追体験や自分に無い物の補完作用として惹かれてしまう、なんていうのは男女間のみならず同性間でも頻繁に起こる、自分に無い物を持った人にどうしても惹かれてしまう、っていう精神的作用と全く同じ理屈でしょうね。オタクならオタクらしく美少女のフィギュアでも撫でてろ、と連中を嫌いな者としては思います。私的にはマッチョイズムやヤンキー臭がちょっとでもするものは「おーかっこいいね〜」と苦手なんですよね、育ちがイイもので。それはロックのカテゴリーでも言えます。というかロックって元々そういう要素を内包してましたか(笑)ま、半分くらい冗談ですよ。

というわけで、彼らの3rdにしてラストアルバムなんでしょうか、活動休止状態なのかもしれませんが、もしこのアルバムで最後という事だったら、それは勿体ない事だと思ってしまいました。デビューにして代表作「Reading, Writing And Arithmetic」から7年後の作品のようですが、基本的に全く変わってない、SSW的フォークに毛が生えたようなバンドサウンドに本物ストリングスなどが加わりアレンジされてる曲調でしょうか。こう言っちゃ身も蓋もありませんが好きな人にはたまらない王道のポップス系ロックではないんでしょうか。しかしありがちな甘ったるくもならず妙にドラマチックにもならない、というところに彼らのセンスを感じます。そんなこの3rd全体、良質なポップス系ロックアルバムだと思います。

DISCOGS

Summertime

When I'm Thinking About You