come night
で東京ネタで?今日は変な陽気で、というかここのところ暑いのかそうでもないか?という感じですけど、今日は小雨も降ったりしてもの凄い湿度でしたね。気温的にはやっぱり30℃くらいでそれほどでもないんですけど、不快指数が凄いね。珍しく遅くなった帰宅時、もわ〜とガスってて少し視界が悪いくらいでしたね。シャーと濡れた道路を走っていくタクシーのライトや店のネオンなどがガスに反射して蜃気楼ぽくもあり、変な陽気のおかげで綺麗でしたよ。雨に濡れた夜の東京はセクシー、だったということ。

この夫婦が奏でる音はかなり危険だと思うんですが、聴く人によってはスカスカのブルースになると思います。夫婦での作品はつねにこの路線だと思い、以前も収穫時に「Let The Darkness Fall」は書きましたが、それが1999年の作品に対してこれは1991年とだいぶ以前の作品なのですが、個人的には不思議なことにこちらの方がより実験的な印象で、両者+αでセッションをあまりに繰り返してきた故にだんだんと崩れて行ったような美学があります。少し愛を感じる小洒落たジャケなどからも20年も前の作品とは思えませんでした。しかし、夫婦のコラボとしては初期に当たるのではないでしょうか。なにかいきなり極め付け的に完成しているような、いろんな意味で記念碑的作品にも思えてきました。1100円也。

DISCOGS

Blue Ghost Blues (本作収録曲はYTにはないので別のアルバムから、こちらの方がずっとストレートなブルースですが…)